ジオパークかまい海岸、シーカヤック&海鮮バーベキュー、大人気の牡蠣小屋
目の前に広がる日本海に漕ぎ出す
京都府の北端 京丹後市久美浜の蒲井・旭地区。20数世帯人口約60名の地域。3年前に蒲井・旭活性化協議会を設立。「行政に活性化をお願いしてても始まらない、自分たちでできることから進めることにしたんです」と古橋五郎会長。
結成されたのが「かまい海岸シーカヤック倶楽部」。地元の5人の男子がライセンスを取得してシーカヤックのインストラクターを務めます。山陰海岸ジオパークの日本海を思いっきり体験できるのが魅力。初心者向けコースもあります。
「風蘭の館」の海鮮バーベキュー、冬は大人気の牡蠣小屋
蒲井・旭活性協議会が運営する拠点のレストラン&宿泊処「風蘭の館」。開放感のある高い天井の室内で迎えてくださるのはインストラクターで管理人の浜上誠さん。夏から秋のオススメは、「海鮮バーベキュー」(前日までに要予約)。その日にあがった地元蒲井漁港のお魚中心に、地元産のお米や食材が堪能できます。
そして冬から春の超おススメが「牡蠣小屋」。リピーター続出で大人気! 「特に4月~5月中旬頃かな、シーズンが終わる頃は産卵前で牡蠣が大きくてプリプリ。この時期は特にお値打ちですよ」と浜上さん。知る人ぞ知るクライマックスシーズンなんですね。言うても終了してたらアカンので、Facebookで情報をチェックしてくださいね。
良質ミネラルの牡蠣殻の肥料も販売
牡蠣をおいしく堪能した後の牡蠣殻も貴重な地域資源。しっかり循環させたいと農業肥料として販売。牡蠣殻は炭酸カルシウムや良質なミネラルなどを多く含むため、肥料にすると作物の色艶が良くなり、甘みが増すのだそうです。牡蠣殻肥料「かきの愛(めぐみ)」は地元の農家やちーびずネットワークで京都府南部地域の農家も大量購入。
宮津由良産みかん100%ジュース、京丹後のきくらげ、地元逸品も販売
魅力を聞きつけて京阪神や遠くから来られる方々に、近隣市町のまちおこし特産品も知って欲しいとコーナーを作って販売。大量生産や流通には乗らないけれど地元食材で作られた安心のちーびず特産品たち。宝物探しの感覚で、お気に入りを見つけてみてください。
シーカヤック体験+地魚バーベキュー いかが?
牡蠣小屋や地魚のバーベキューだけでもいいですが、せっかくの日本海を前にしてもったいない。ぜひ半日くらいは滞在して欲しいもの。もちろん宿泊も可。シーカヤック体験をしつつ地元の方々と交流するもよし(事前予約が必要)、ゆっくりじっくり波と戯れるのもよしです。地域あげてのおもてなしでオールシーズン楽しめる蒲井・旭地区、お出かけください。
(営業時間)11:00〜14:00
(定休日)水曜日
京都ちーびずのホームページもご覧ください。