月曜、火曜と隔週の日曜の14~18時、福知山市三和では「夕焼けマーケット」が開店しています。
国道9号沿い、JR細見千束バス停前
地元の特産品が買える場所、ちょっと野菜やお豆腐が買える場所として、閉店したスーパーの建物を活用して活性化グループが運営する「夕焼けマーケット」。福知山市三和町千束で月、火、隔週の日曜日の午後2時から6時までオープンしています
開店準備をしつつ、端っこの方でほほ笑むのが、丹波みわ活性化協議会会長の松井恵子さん。実は京都府商工会組織の女性部会長。日々全国あちこち飛び回りつつ、地元活性化にも手を抜かないエネルギッシュ女子です。
若者の仕事づくり、トマトでまちおこし
「シシリアンルージュ」「ピッコラカナリア」などイタリアで品種改良されたトマトを有機で栽培。少子高齢化、人口減少が進む三和地域では、平成22年から丹波みわ活性化協議会を結成。その中で、仕事づくり、若者の定着を目指してソバージュ栽培によるトマトの栽培が開始されました。三和地域の豊かな自然のなかで設備投資を少なくして、省力、低コストで高い収益を目指すソバージュ栽培は、雑草とともにほとんど放ったらかしらしく年配の方でも栽培しやすいとのこと。地域みんなでがんばりつつ若者も呼び寄せたいという思いです。そして規格外品はジュースにして地元産100%で特産品にも力を入れています。
以前から特産として人気が高かった「三和ぶどう」の、ジュースも好評です。
ここでしか買えない、手づくり品も
夕焼けマーケットでは手編みのベストや、革の小銭入れなど、地元の方々による自慢の手づくり品も販売。知る人ぞ知るリーズナブルな価格や可愛らしさで、まとめ買いする人もあるとか。さりげなく置かれた檜の一枚板のテーブルも自然派にはあこがれの逸品です。
8月18日日曜日、夏の収穫祭、来てね。
3度目の夏を迎えて感謝祭。第1回目の7月15日開催では、金魚すくい、かき氷、たこ焼きのほか、商工会女性部三和支部による紙しばいも好評で盛り上がりました。2回目を8月に開催予定です。
会長の松井恵子さんはお豆腐屋さん。夕焼けマーケットには松井豆腐店のお豆腐や厚揚げも並びます。松井さんが女子らと結成したグループ・お母ら工房の「黒豆とうふケーキ」や「水菜とうふケーキ」も販売。「お茶うけに和菓子づくりも勉強したんやで。地元の餅粉や小豆を使った『いちご大福』『水無月』とかおいしいよ」と松井さん。全国を飛び回る松井さんをアシストする地元お寺の岡田壽仁さん(写真右)も笑顔がステキ。
和菓子にはまだ遭遇できてないですが、お豆腐やとうふケーキは、私の超おススメ品。いつもゲットして京都に持ち帰ります。
地域の「よろづや」「喜びをつくる場」を目指して、がんばり中
新鮮野菜が豊富な三和地域。規格外や高齢の農家さんがつくる野菜を、ここでジュースにしようとフレッシュジューススタンドを計画中。「おいしいジュースを飲んでもらえて、ちょっとでも地元の収入や仕事になって両方が元気になれる場所ができたらいいかな」と。さらには、人がわいわいと気軽に集えるコミュニティの拠点にもして、地元や他地域から来てくれるひとたちも一緒に楽しめる場をつくりたいと奮闘中の丹波みわ活性化協議会メンバーたちです。
夕焼けマーケットのFacebookはこちら https://www.facebook.com/yuuyake.market/
INFORMATION
< 丹波みわ活性化協議会 >
住所京都府福知山市三和町千束609-3
電話0773-58-2659(お母ら工房)