京の水藍「京保藍」の定植体験会へお出かけ~亀岡・保津浜ハーブプロジェクト
近畿が梅雨入りしたらしい。朝から本降りの雨。100%雨の中での作業に違いないと思ってたら、なんと定植の時間だけ雨が上がって曇り空キープ!。暑くもなく傘もカッパも必要なし。すばらしい!
天気も味方につけてしまう男、中野恵二さん。代表を務める・保津川こなこな研究所と亀岡の京都先端科学大学 との共同プロジェクトも7年目とか。今年は、水藍の栽培、藍のお茶づくりを継続しつつハーブ栽培をテーマに加えた「保津浜ハーブプロジェクト」。一足早く植え付けられたハーブも隣の畑で満開です。(ハーブの初収穫&試飲会ブログ)
中野さんの挨拶と説明、「野外イベントとは言えコロナ対策には各々十分気を付けてね」との注意事項に聞き入る参加者たち。緊急事態宣言下のため先端科学大学からは井口先生が代表して参加。ご新規さんは、京都大学農学部の学生と京大OBで有機農業事業所勤務の男子、写真の紫Tシャツの人はサンガサポーター。午後からスタジアムでの試合の前にちょこっと参加したとか。写真右手前の蛍光色の上着の人はオーストリアから亀岡農業を学びに来てはるマックスさん。 いよいよ国際的になってきた保津浜ハーブプロジェクト。継続応援の地元の方たちも含め十数名の参加。
「2月末に撒いた水藍の種、しっかりいい苗に育ちました。今日はこれを植え付けてもらいます」と中野さん。で、この種は1年前に私も参加して定植した水藍から採種したもの。そういえば去年の定植は6月のとてもとても暑い日でしたね~~(去年の定植のブログ)
雨が降る前にとさっそく作業開始。植え付けるところには米ヌカを等間隔に置いてくれてます。ご新規さんは常連さんに教えてもらいつつ。「行きたいけど足がない言うたら、中野さんが車で迎えにきてくれた。近所からほぼ出たことないし、来れてうれしいっ」と亀岡の女子。中野さん流女子の巻き込み方。「畑を借りて農業をやってみたい。できたら家も貸してもらえたらうれしいなぁ。この亀岡あたりだと京都市内からも近いし」と京大生。「中野さんに相談してみたら。なんかネットワーク持ってはるんちゃぁう」へへっ、ちょっとゆるい助言でゴメン。あとで中野さんに伝えとかなきゃ。意欲的な若者、えぇ流れです。そんな会話をしつつ植え付け作業。それにしても開放的で気持ちの良い畑。保津の風景はステキです。ちなみに左側のあぜ道を藍染めのグラデーションを見せつけて歩く後ろ姿は、すぐ近所に工房を構える、京都ほづ藍工房の吉川慶一社長。そのTシャツ欲しいよ~~。
ファッションショーだけでなく苗の植え付けもしっかりと。「ええの着てはりますねぇ、社長」「えぇやろ、京保藍もええ色出るよーになったよ、また見に来て」と吉川社長。このところメーカーやらでも草木染への関心が高まっているようで、「毎月いろんな自然素材で試してみようかと思ってるんや」と。なんかワクワクする企画。また覗きにいってみよう。
へっへっへ。私も作業中・・の写真だよん。まぁ、これはポーズやね。途中参加の南丹市わざどころPONの藤村香菜子さんに、撮ってもらいました。久しぶりに出会ったのに「長友さん?」とすぐに言われてしまって。マスクと帽子で変装しきってると思ってたんやけどなぁ。「ちょっと時間ができたし来てみた」と藤村さん。終了する頃に駆け込んできた地元女子もあったりしてアクティブなネットワーク。雨の中で作業する根性がない私は写真とブログ担当の予定でしたが、雨降らへんかったしちょっとお手伝い。10株ほど植え付けました。手際が良い参加者ばかりで雨が降る前にちゃっちゃと終了。
素人が植え付けたっぽい苗。きっと大丈夫、藍のが強いに違いない。終了する頃に雨がパラパラ。水やりも不要かな。しばらくは梅雨の雨が続きそうやし。
右上が今回植え付けた水藍の畑。手前のも藍で、これは種をとって漉き込んだあと、また畑一面に出てきた芽で、植えなおさずにそれを活かして畝を立てたものらしい。ちゃんと育ってくれるかな。
保津浜ハーブガーデンのカモミールは満開です。次々に咲くので・・ハーブは忙しい、らしい。
ごくろうさんの「カヨミン弁当」。亀岡ガレリア朝市・湯浅かよみさん作です。これが楽しみで。コロナ禍につき自宅に持ち帰っていただきました。ごくろうさんビールが付いたことは言うまでもありません。学生たちも安心して参加し地元の人たちともつながれるようなプロジェクトに早く戻って欲しいと、祈りつつ。