2019.08.28

京丹後市・梅本農場~てんとうむし畑のオーガニックおやさい~京都の風

つながりカフェで、おいしさをたっぷり堪能させてもらっている、オーガニックおやさいの梅本農場を初めて訪問。

京都の北部、京丹後市弥栄(やさか)。「毎日が楽しい」とおっしゃる梅本修さん。スッキリ笑顔。

丹後から東京の大手食品会社に就職。子ども向け商品のコマーシャルに携わっていた30歳頃、「これらの商品は、うちの子どもには食べさせたくないなぁ」と思い始めるようになり、それなら農業に携わって自分の手で作ろうと会社を退職して丹後にUターン。

丹後の国営農地を借り受け、関係機関などから指導を受けつつ、葉タバコやさつまいも、大根などの栽培を開始。数年たったころ、食品の産地偽造問題が勃発し農業をとりまく環境もグラグラ。巻き込まれずに自分スタイルでしっかり農業をやっていこうと決意して、平成15年、オーガニックな野菜づくりに全面転換。以来ずーっと、弥栄のこの地で梅本農場はオーガニック一筋。現在約100種類の野菜。

梅本さんちに案内してくださったのは、オーガニック野菜の料理ならおまかせの、対馬則昭シェフ。

梅本さんと対馬シェフ、現在、梅本農場の敷地にレストランと加工場づくりプロジェクトを推進中。来年春のオープンを目指されているとか。とても楽しみ、ワクワク。

さて、畑へ。

うーん、青空と緑の開放感!

とはいえ、残暑厳しく30℃超えのなか、研修生さんたちは、シーズンが終了した、きゅうりの引っこ抜き作業中。

旬の加茂ナス、万願寺とうがらし。

ナスや万願寺の畑には、赤しそやツルムラサキが一緒に植わってて、「植え合わせ」って、お互いに良い影響を与える組み合わせなんですって。手前のトウモロコシみたいなのは、高キビ・・だったかな。雑穀のキビの種らしいですが、これは収穫せず風除けで、畑の両サイドに植えてあるもの。ナス畑近くに植えたキビは、やたら大きくなったようで、養分たっぷりの土なんでしょうね。

野菜も、ちょっと雑草も、共存して元気に育ってる畑、食べると人も元気になりそうで良いですねぇ。

こっちの畑は、11月頃から収穫されるニンジンを植え付けたところですって。大根などの冬野菜もスタンバっているようです。ちなみに、この日は、フランスの芸術家の方が訪問されてて・・オーガニック畑が何かアートになるのかしらねぇ。

梅本農場の野菜たちは、オーガニック野菜の流通で京都市などへ。地産地消で地元の小中学校給食へも。地元で買えるのは、スーパーのいととめ。そして約3割ほどは、京丹後を中心に個人宅配、200軒ほど。1000円セット、2000円セット等、毎週でも隔週でもご要望に応じています、とのことでした。近くの方は取りに来られるとか。顔が見えて、それもいいですね。

ちなみに、この日の1000円セット。

モロヘイヤ、空心菜、ツルムラサキ、オクラ、トマト。ゲットしました。

宅配にもれなくついてくるのが、梅本さんの手書きレター。週刊と月刊もあります。近況や野菜のこと、そしてレシピなども紹介されてて、ちょっと助かります。

からだに優しく、おいしいオーガニック野菜を、もっともっとたくさんの人に食べて欲しい、レターにもそんな心づかいがあらわれています。そしてオーガニック野菜の作り手も育てていきたい、と、現在は4人の研修生が梅本農場で学び中。研修修了生もすでに何人か独立農業をされてるとのこと。梅本さんのウェルカムな感じが、おいしい野菜になってるのでしょう。レストラン、とても待ち遠しいです。