2022.03.30

京都・醍醐寺の大しだれ桜。秀吉の「醍醐の花見」

京都市伏見区、世界文化遺産、醍醐寺(だいごじ)の桜。

樹齢180年とか。霊宝館の庭の、醍醐深雪桜(だいごみゆきざくら)と名付けられた、大しだれ。五分咲き過ぎといったとこ、かな。枝ぶりよく、えぇ景色です。

醍醐寺と言えば、応仁の乱をくぐり抜けた、京都府で現存する最古の五重塔。国宝のやつ。トップ写真には桜とのコラボショットを、と思たけど、国宝やなくても、京都に風情ある五重塔多くて、どこのかわからへんと、ちと悲しい。。。かと言うて・・・

看板付きショットもあるけど、これはイマイチ。左側に大しだれ、&五重塔、&表示板・・全部入っててもなぁ・・記録写真やないんやから。真言宗醍醐派の総本山である醍醐寺は、874年に理源大師・聖宝(りげんだいし・しょうぼう)によって開創。山岳信仰の霊山であった笠取(かさとり)山(醍醐山)に登った聖宝は、白髪の老翁の姿で現れた地主神・横尾明神より、こんこんと水(醍醐水)が湧き出るこの山を譲り受け、准胝(じゅんてい)・如意輪(にょいりん)の両観音を刻み祀り、それが醍醐寺の始まり、と、京都市観光ナビの説明拝借。約200万坪の広大な境内。五重塔などの伽藍、霊宝館、三宝院など春の特別料金1500円で拝観するのは山裾の「下醍醐」。醍醐寺開創の山頂一帯が「上醍醐」。上醍醐にもチャレンジしたいけど、片道1時間とか。。また、いずれ。ともかく、花見でうろうろしてるだけでも、ヘロヘロ。それにしても、しだれ桜のデッカさに、ちょっとビックリ。

右奥のしだれ桜、何メートルあるんやろ、こんな、見上げるしだれ桜の大木って、京都まちなかの寺社仏閣では見ぃーひん。しかも、ちゃんと支柱をたてて、景色を作り出してるとこが、スゴイなぁ、とちょっと感心。太閤好みなんて、デッカイだけちゃぁうん、と思てたもんで、へへっ。

豊臣秀吉「醍醐の花見」の由緒正しい桜、塔頭・三宝院(さんぽういん)の「太閤しだれ桜」。ほぼ満開。上がちょっと切れてて・・こんなに高さがあるなんて。そやし、部分的にしか描いてないのか・・・と、納得したのは、日本画家・奥村土牛(おくむらとぎゅう)の『醍醐』。

3年前に東京の山種美術館、桜テーマの企画展で出会った絵。(ブログにも山種に行ったとだけ)。醍醐の桜らしいけど、これじゃぁ、どこのかわからんやん、と思いつつ、妙に引きつけられて・・見てるうちに、あぁ、京都の醍醐の桜やなぁ、と、まだ見ぬ桜に思いをはせつつ。よーやく出会えました。さらにお気に入り度が増した絵、また、見に行こっと、東京へ。なんでも、太閤しだれ系列の「太閤千代しだれ」を山種美術館でも植えはって、今年、初めて開花したとか。下りしだれ桜、やね。ほほっ。

仁王門前の桜

国宝の金堂の横、薬師大しだれ。

これはソメイヨシノかな。三宝院にある、国宝の唐門。黒の漆塗で菊と桐の大胆な意匠には金箔。

霊宝館の中の休憩所からみた、最初の醍醐深雪桜。平日とは言え、人だらけの醍醐寺。土牛の絵にひかれたけど、コロナ禍でなかなか足を踏み出せず。で、この2月に京都市の観光閑散期の文化財カルチャー「京の冬の旅」で、三宝院が特別公開してはったんで、下見をかねてお出かけ。その甲斐あって、なるべく人を避けて目指すスポットへ到達。で、国宝や重文だらけの霊宝館、2月は仏像棟を見学し、今回は、春期特別展で、国宝の薬師三尊像(木造/平安時代)や、重文の五大明王さんらにもご対面。俵屋宗達の「舞楽図(ぶがくず)」も楽しめたりと、ウキウキ。。

とはいえ、ホンマに人だらけで、休憩もできず。下のは2月のランチ写真。レストは霊宝館のお庭の中で、しだれ桜見の絶好のポジションなだけに・・今回は満席。スゴスゴ地下鉄へ。醍醐駅の商業施設ではちょっと情緒が。飲食店のチョイスはまだまだ難しいなぁ、と、いつも座れるありがたい東西線で、よーやく、ほっと一息。。。次は新緑かなぁ。平日なら・・ビールいけるかも。