2024.03.05

京都・2月の梅さんぽ

ほぼ、つぼみ~1、2分咲きの梅。わざわざ混雑の中お花見せんでも、お花は1輪でもキレイやんとお出かけした2月の梅さんぽ記。しだれ梅は、京都市下京区の菅大臣神社(かんだいじんじんじゃ)。

ご近所やしたびたび登場。菅原道真はんの生誕地。ちっちゃいし社殿も明治期の移築やけど、~東風吹かばにほひおこせよ梅の花 主なしとて春なわすれそ~ と詠まれた「飛梅(とびうめ)の地」神社。2月初旬、咲き始めの紅梅は、若い。

参道には、白梅のつぼみとお花チラホラ。これ隣の梅やったかしら。見越しの梅?借梅とか・・まぁえぇやん雰囲気あるし。飛梅は鳥居左。3月に咲きます。(菅神社をちょっと紹介したブログ)

次は、京都市左京区、世界遺産の下鴨神社。地下鉄から北大路橋を渡るテクテクコース。

鳥居と輪橋(そりはし)の向こうに見えてるのが「光琳の梅」。尾形光琳(おがたこうりん)が、『紅白梅図屏風』に描いた有名な梅やけど、2月初旬では遅かったんか、人も多かったし、紅梅がちょっとお疲れ気味につき遠景の写真。

その代わりと言うか・・下鴨神社ではテレビカメラで蹴鞠(けまり)撮影中。あらまぁ。なんのキャラやろ、お椀でもかぶってんのやろか思たら、小さな子供が「おじゃるまるぅ~」と叫んでキャラに抱きつきました。ほほぅ、よー知ってんなぁと検索。Eテレやったんやー。蹴鞠の方は、平安貴族ほどラリーは続いてへんかったっス。ほぼ外国人観光客のなか、あの子どもと、すいませーん、言うて後ろから走ってきたお母さんは日本人のご近所さんかなと、ちょっとほっこりしました。(光琳の梅やら紹介したブログ

次は、京都市左京区、金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)。京阪電車から丸太町通の一本北をひたすら東へ向かうと、「くろ谷」の石柱と高麗門・総門にぶちあたるスッキリコース。

う~ん、この梅かなぁ。大方丈(おおほうじょう)外の5本線の筋塀(すじべい)前、しだれ白梅と横に紅梅。

こっちのつぼみ紅梅は、もうちょっとやん。京都市のお花ナビの写真はこれみたい。ほんま京都ってスゴいよねー。筋塀の門と一本の紅梅で強気な勝負。。。3月に検証さしてもらいまひょ。(くろ谷さん桜ブログ

金戒光明寺からさらに東へ。白川通から哲学の道へ抜けると、大豊神社(おおとよじんじゃ)。京都市ナビがここにも梅があるて。ちなみにナビには開花状況アリ。ここは「まだ」やってんけど、未開拓やったんでのぞいてみました。

哲学の道沿いに絵馬。今年は辰年。

大豊神社は887年、宇多天皇の病気平癒を祈願して創建。「狛ねずみ」は、境内にある摂社・大国社(おおくにしゃ・・かな)にあるやつ。「古事記」の神話に、大国社の祭神・大国主命(おおくにぬしのみこと)が素戔嗚尊(すさのうのみこと)から与えられた試練を、ねずみの助けを借りて乗り越えたと。

蝋梅(ろうばい)ちょっと咲き。奥の鳥居横に、しだれ梅が見れるらし。3月検証分に追加。

ところで去年、「狛うさぎ」で超絶混雑やった京都市左京区・岡崎神社(おかざきじんじゃ)は大豊神社の近く。

特に梅ナビ掲載も無く、しいて言えば椿がひっそりと。歴史は古く794年、平安京の鎮護のため桓武天皇が東西南北の四方に建立した社の一つ。都の東やし東天王とも。丸太町通の東のつきあたり、東天王町(ひがしてんのうちょう)。西へ突き進むと京都府庁前を通ってドンつきが嵯峨嵐山。京のまちを突き抜ける丸太町通、四条通、山科まで続く三条通、京都の横の通りの潔さ、好きです。おっと、話それた。このあたり野兎がよーさんで、氏神さんのお使いも兎やったし、狛うさぎ。

かわいい絵馬。今年は辰年。縁結びご利益・・にしても外国人やたら多し。去年のガイド本で研究して来はったに違いない。日本人的に出番は11年後かと。

京都市左京区・平安神宮の神苑。600円。

飛び石の臥龍橋(がりゅうきょう)と白梅。ここの神苑、そない混雑してへん気がする。もっとも、梅や桜の旬はちょっとハズしてるけど。池とお花ひとつでもそれなりのショット。7代目小川治兵衛に拍手!!

長なってスンマセン。京都市東山区・智積院(ちしゃくいん)。金堂前に白梅。

金堂の正面は梅ストリートやけど、紅梅に花なし。早いんか遅いんかわからへん。ちなみに・・

金堂の裏手には、梅少々。けどなんやイマイチショットやねー。(智積院のブログ

最後に、京都市山科区・随心院の塔頭・大乗院(だいじょういん)の白梅。地下鉄東西線・小野からほどなく。

 

青空やったのに、急にしぐれ雨。ちょっと雨ボケやし、これやとどこのお寺かわからへんけど、載せちゃいまーす。だってさー、ものスゴ初々しい梅やん。ここで一句・・読めへんので、2月の梅さんぽ記終了。あっ、そーや、随心院の小野梅園は遅咲きやし、まだまだでした。これも3月検証・・タイミング合うとえぇんやけど。