秋晴れの週末、美山でちょっと山歩き~美山里山舎
秋深まる美山、お気に入りの美山地鶏の親子丼・・歯ごたえのある美山地鶏+平飼い玉子+美山のお米・・が恋しくなって、美山里山舎の週末営業「城山製麺」へお出かけしたところ、毎年恒例、養生講座のフィトセラピー(アロマ・植物療法)プログラムづくりのモニターを依頼されて、山歩き。
誘導してくれるのは、美山里山舎のプリンス、鍼灸師の小関晋作さん。美山のさわやかな風。美山里山舎では、明治国際医療大学教授の伊藤和憲先生とタイアップして、病気にならないカラダと心づくり、より健康に生きるために様々な角度から「養生」を学ぶ養生講座を毎年開催。去年は私も森林ヒーリングヨガを体験させられたっけ。この時期になると美山の紅葉と親子丼が恋しくなるもんで。。(ヨガのブログはこちら)。
「山歩きの前に、伊藤先生の解説ビデオを見てもらって、先生監修の身体測定アプリ『YOMOGI(よもぎ)』の質問に答えてもらいます。ちょっと面倒ですね、すいません」と小関さん。心とカラダに関する33個の質問に答え、今の心とカラダの状態を評価してもらい、それぞれの状態にあった有効な山歩きや運動を提案してくれはるんやて。日々の暮らしでストレスたっぷりの人はアクセルタイプ、生活習慣が乱れてる人はガソリンタイプ、まあまあ健康な人はエンジンタイプ。リタイアしてストレスもなく暮らす私はエンジンタイプやったけど、健康状態の質問に混ざって、「目をつぶって片足で何秒立てる?」の測定がいきなり出てきて、えぇーっ、ぜったいアカンわー、言うてるそばからふらふら。エンジンタイプにも「健康」と「加齢」のタイプがあるらしい。まあ、年相応にがんばんなはれ、と言うことやね。。。悲し。
子どもの手を引く後ろ姿は、来月の養生講座のフィトセラピーを主導するアロマテラピー講師の山本真理先生。モニターさんの子供らもいっしょに山歩き。美山里山舎の裏山、宮島地区のシンボル「城山」の頂上の山城跡へとつながる環境共生型の森林作業道「四万十式作業道」。美山里山舎の小関康嗣代表の自信作。片道約4㎞は結構長いので今日は途中まで木材伐り出し作業車活用でショートカット。先頭を行く小関代表がときどきクマやイノシシの爪あとや山歩きの注意点を解説。やっぱり、クマ、そこらへんにいるんや。
ふぅふぅ、山頂に到着すると一気に視界が開けます。紅葉にはもうちょっと。
コースの真ん中あたりに休憩所を整備中らしい。さすが大工。仕事が早い。トイレも予定してるとか。これはうれしい。なんせ片道4㎞やから。清水寺まで往復約5㎞の朝ウォークをする私は特に足も疲れず終了。問題は腕。ショートカット分乗せてもーた小関代表運転の作業車は囲いもなく、木材のようにくくり付けられるかパイプにつかまってないと振り落とされるスリル満点。山仕事はチンタラしーひんのやろけど、もうちょっとやさしく走ってくれてもええやん、と去年初めて乗せてもーてもうコリゴリのシロモノ。やっぱり今年もコリゴリ。次回は歩こう。クマに喰われるんやろか。
「ヒカゲノカズラです。乾燥させたり煎じたり昔から活用されてます。講座に使えるかちょっと考えてみようかなと思って」と山本先生。秋なのにさわやかな緑色やなぁと、山頂付近で私の目にもとまった植物。なるほど、そういうの知ってると山歩きもさらに楽しいね。
養生講座2020のパンフ。山本真理先生の講座「晩秋の草花のフィトセラピー」は、11月14日土曜日。
ようやく念願の親子丼。里山舎のカフェは眺めも良くて、うれしっ。城山製麺は11月末で終了して冬休み。紅葉も楽しみやし、もう一回くらいは来よう。
帰りに寄った道の駅「ふらっと美山」は、京阪神のツーリングバイクで満杯。平飼い玉子もとっとと売り切れ。それにしても、トンネルでコケてるバイク、カーブで激突して救急車に乗せられるバイクの人、美山里山舎のカフェからはパトカーの追跡から逃げるバイクが見えたりして。。。やれやれな状況。美山に来る人は心やカラダのどっかが病んではんのやろか。養生講座に参加しなはれ、と言いたい!
美山里山舎の取り組みは、地域の風・京都のHPで紹介しています。→ プロジェクト美山里山舎