2021.04.14

飛騨高山の桜ぶらり~京女のひとり旅22

まさに見頃、岐阜県飛騨高山の桜。

高山といえばイメージはこっちかな。重要伝統的建造物群保存地区の上三之町、“さんまち通り”。江戸時代の古い商家などの面影が残る町並み。金曜日やったし人は少な目。観光人力車の横を通り過ぎるときに聞こえたお客さんと車夫さんとの会話・・「桜満開やけど今日の人力車は稼働してんの一台だけですわぁ」「道が空いてていいですね」「いやいや、コロナで商売あがったりですよ」。お察しします。。年3回ほど訪れる上高地旅の宿泊拠点高山。山開き前の桜の季節にはあまり来たことがなかったので、どんなんかなぁとお出かけ。ひとり静かに高山で桜のお散歩を楽しみました。

まちの中心部を走る国道158号線・国分寺通り、宮川にかかる鍛冶橋(かじばし)からの眺め。トップ写真の朱塗りの中橋(なかばし)と桜が向こうに見えてます。

ぴったり満開でした。この中橋を高山祭の屋台が渡る様子はとてもメジャー。今年の4月14日・15日の春の高山祭は、屋台の引き揃え、からくり奉納はなく、各屋台蔵の前でのお披露目だけとか。残念やけどコロナ終息するまではしょうがない。。なので、サービスショットを。。

誰?・・若かりし頃。言うても96ってあるし25年ほど前・・そんな若ない・・そこやなくて、屋台とからくり奉納の様子。昔はこんなイベント観に行く元気があったんやねぇ。2人やったしね。それに、そんなに人、多ーなかったような。

こっちが、反対側の鍛冶橋からの眺め。右側のテントが「宮川朝市」。ちなみに、鍛冶橋と向こうの鳥居のある橋の間にある格子のように見えてる木の橋は、去年架けられたんですよ。岐阜県民より高山通やで、ふふっ。写真は土曜日の朝8時頃やから、まだ人は少ないけど、ちょっと白川郷まで行って帰ってきた午後の高山は、人だらけでした。できれば、みんなひとりでお出かけ、もしくは、お口チャックして欲しいところ。ちなみにこんなにお天気えぇんは、天気予報を見てお出かけを決めたからやし。週末の宿が1週間前でも取れるって状態は、ずーっと続いてます。

ところで鍛冶橋の両側に設置されてるのは手長(てなが)像、足長(あしなが)像。高山祭屋台のひとつ恵比寿台(えびすだい)に飾られている彫刻の銅像で、出雲神話にでてくる足名稚(あしなづち)と手名稚(てなづち)がモデルやと説明されてます。足長さんモンローみたくスカートめくれてんのか、思た。足キレイ、顔コワイけど。

鍛冶橋から商店街を高山駅の方に向かって歩くと見えてくる飛騨国分寺。三重塔と桜のショット。

ちなみにちなみに、JR高山駅も2年程前にリニューアルされてます。あしからず。

さて、一般的な旅基準にはそぐわないかも・・・のランチ。去年高山のまちなかにオープンした食品スーパーのイートイン。飛騨牛コロッケにビール。チンあります。おにぎりも飛騨の味って書いてるし、GOTOなくても安いっ。地域スーパーでの暮らしウォッチングは大好きやし旅の夜ご飯はたいがいホテル持ち込み。おいしさは気持ちの持ちよう。テイクアウトが主流の昨今、眺め良い安心スペースで食べて飲んでって、最高やん。ちなみに高山のまちなかって小さな食品スーパー多いんです。特産的なもんもスーパーでたいがい売ってはります。箱入りじゃないのがまたいい!

高山まちなかに入る手前にある「光(ひかる)ミュージアム」。宗教系。建物がデカくて駐車場も広々してて気持ちいいし、和もの企画展が多いので時々訪れます。時間調整にも最適。

チラシで上村松園さんの美人画を見つけたので寄り道。収蔵品の北斎浮世絵版画の写真スポット。

ミュージアムレストランにはランチもあって地元の女子たちもよく来てはります。車なんで私はとりあえずのガトーショコラ&コーヒーにすることが多いけど、お庭も見れて広々空間のコロナリスクが低そーなスペースです。ということで、とりあえず高山ブログ第一弾。高山で見つけたお気に入りグッズや白川郷の様子もおって紹介の予定です。