初冬の上高地、白。穂高連峰も初冠雪~京女のひとり旅96
晴れてるよ~、上高地。しかもこの日、穂高連峰、初冠雪やってん。うれしわー。朝7時半、大正池からウォークスタート。

夏と秋の恒例、上高地。もはや、毎年の運試しみたいになってきた。晴れるかどうかより、気持ちよく行けるかどうか、が。去年の秋はお気に入りのホテルがとれへんかって断念。その反省から、今年は5月に、夏と一緒に秋のホテルを予約。この時点でお天気予測はムズいで~。言うても、どしゃ降りの雨んときもあって、それはそれでえぇ思い出。お天気より、増える外国人の混雑、雨や暑さの異常気象災害で、通行止めや景色が変わってるとガッカリやん。ところで、熊は、普通に遊歩道歩いてたら大丈夫みたい。観光客ほぼみ~んな熊よけの鈴付けてはるし。鈴付けてない私ひとりが襲われることはなさそーや。襲われるときは、皆いっしょ。

焼岳もすっきり。今回は噴煙見えんかった。秋は朝早やと半分、影。大正池に映る姿もおもしろい。突然やけど、夏上高地と比較してみようコーナー。今年の夏の焼岳っス。夏のブログ発してへんし、ちょーど良かった。

夏はグリーン。晴れはなかなかムズいけど、たとえ山が見えんでも、この時期はお花が楽しめる。

戻って、白い田代湿原。霜が降りてる。この日の早朝は-4℃で雪がチラついてたと、上高地ネイチャーガイドさんが発信してはった。

夏の田代湿原にはサギスゲ。7月上旬。ちなみに、時刻はずーっとほぼ一緒。定点観測で比較。

田代池も白。色づく山とのコントラストもえぇね。ちょーど山の上からの日の出前やってん。ごっついカメラがよーさん並んで、ジャマ。これは日本人、迷惑な高齢者。カメラ、水ン中へ蹴ったろか思た。マジ、興ざめやって、気ぃつけよ!

梓川ぞいのカラマツ群は、黄葉。朝日がまだ右上の方、山頂あたりにしか届いてへんけど。色が変わり始めたとこでグリーン強め。やがて黄金なって落葉する。11月中旬の閉山近くだと足元はカラマツ葉のじゅうたん。これもまた、良し。

夏のカラマツグリーン群は特に圧巻。もー、どれでもえぇ、どの季節も好きやわ~、って素直に楽しめる自分も好き。楽しみ上手が特技やから。

河童橋に近づいてきた。山頂白の穂高連峰が私を待ち受ける。

河童橋、到~着。朝9時。お日さんまだ届かへん。ごっつ寒い。

穂高連峰ビュー。安定の快晴。早すぎてカフェ開いてへんので、持参のチョコケーキとお湯でいっぷく。安あがり。ダウンジャケやけどウォーク用で中は長Tシャツ程度やし、長居は無用。10時発のバスで上高地にバイバイ。もはやただの朝ウォーク。早朝の京都八坂神社ウォークと変わらへんけど、この生活リズムがカラダにおうてるよーや。夏の河童橋は・・

ちょっと惜しい穂高連峰。楽しみは、また来年。

ランチは高山市内、「レストラン・ル・ミディ」の飛騨牛こだわりハンバーグ。人気の飛騨牛専門フレンチに久しぶりに入れたし、日替わりやなくて一品セレクト。サラダでも思たら、「温野菜そこそこ載ってますよー」て。おぉ~スゴイ。ペーストなるくらい煮込まれた人参や芋がたっぷり。

「プレゼントです」言うて若い女子スタッフがアイスクリーム持ってきはった。たぶん退店の催促。入店の際に後ろに予約あるんで時間制限言うてたけど、まだ30分程あったはず。「お皿下げましょか」「ゴメン、最後まで食べるし」のんびり本読みながら食べててほんの一口残してたバーグとビール、カッコつけずに最後まで、とっととキレイにたいらげました。もったいないやん。アイスも。。。デザートいらんし一品にしてるんやけど。「お茶漬けでもどうですか」ってなことは・・言わんわなぁ。京女でも言わへんし。優しい心遣いはきっちりいただきました。

前日の高山市内ランチ。「飛騨の味 酒菜」飛騨牛石焼ひつまぶし定。コメント特になし。味よりも、最初誰~れもいーひんかったのに、次々に外国人が入ってきて興ざめした。小さな高山のまち、外国人でごった返してるからね。気の毒っス。

高山市内も安定の晴れ。紅葉はもうちょい。さて帰って、冬の九旅を企画しよう。