夏はやっぱり、上高地。~京女のひとり旅49
ヤッター、今年も最高のロケーションパチリ! 上高地・河童橋からの穂高連峰。夏の雲もえぇ感じ。
梅雨明けから、安定の・・酷暑。人だらけの祇園祭をなんとか耐えきって、恒例、夏の上高地へ。もしかして京都みたいにオーバーツーリズム? と心配したけど、平日なこともあってか、コロナ前の夏休みのこの時期くらいの人出。日本人とアジアんな団体中心。他はみな、北海道へでも行ったんやろか。言うても、京都は祇園祭終わっても外国人だらけやで。もう、意味わからへん。。。朝10時前やし河童橋に滞留してカメラするジャマなヤツもさほど多くはなかった。まぁ、どのみち私は止まらへん京都人。一日中動かれへんやん。滞留しすぎたら橋も落ちまっせ。アカンアカン、ここでムカついてたら旅がもったいない。穏やかな心で楽しまんと。
大正池に映る穂高連峰。ウォークスタートの朝7時過ぎ。
大正池と言えば、まずは焼岳。くっきりスッキリ。水面に映る空は、ブルーが濃くて。。。
田代橋を過ぎたあたり。河原におりて眺める、焼岳。
焼岳を見ながら食べた、塩パン。お腹空いちゃったんだもーん。ここ、お気に入りの河原。こっちっかわの散策道からは、ちょっと外れるんで人に見られへんし、対岸は結構遠い。
緑も絶好調。息ができるぅ~~~。ウグイスかな、姿は見えへんけど、鳥のさえずり、ずーっと聞こえてる。
清流・梓川。耳をすませば、流れる音、聞こえる気ぃせーへん?
カラマツ群も緑。もう、最高!
蜜に必死で、トンボさん動かへん。
花、咲き始めたとこやし、虫たちが飛び回ってる。その花咲いてへんけど、蜜に舌、まだ届かへんのちゃあう?
河童橋あたりに群生する、有毒のトリカブト。なんか、去年より増えた気ぃする。コロナみたいに勢力拡大すんのやろか。
写真の羅列だけやけど、まぁ、こんなとこでしょうか。あとの写真は、出し惜しみしときます。秋にも来年もずーっと何度も来るやろし。それにしても、まさに、「上高地、夏!」やったねぇ。
平湯大滝(ひらゆおおたき)。岐阜県側、上高地へのバスターミナル近くのスポット。落差64m。冬は滝の氷結がライトアップもされるとか。けど、ここ平湯温泉までのアクセス、標高1445mにある平湯トンネルを抜けて一気に急こう配を下る道。しかも穂高連峰も望める大パノラマが広がるので、見とれるとダイブしちゃうよーな道。魅力的やけど冬には、よー来んなぁ。
バスターミナルで、平湯ラーメン。飛騨高山ラーメン系のちぢれ麺。泊予定の高山まで運転やしビールなし。昨日も泊した高山で、飛騨牛ステーキ丼ランチビールしたら、京都から運転の冷房病か疲れたカラダにニンニクが重かったのか、夜に胸ムカムカで何も出ーへんのに吐き気が治まらず、上高地あきらめよかと思ったほど。そーいえば、ビール、コーヒー、フロ・・水っていつ飲んだっけ、まさかの夜の熱中症?・・とりあえず水飲んでペットボトルを脇やおでこにあてて。小一時間ウトウトした早朝、なんとか治まったよーな気がして意地でも出発。で、上高地ウォーク途中にお腹が減って塩パンとビスコ、という経過。セーフ。ところで、ステーキ丼食べてたんは私だけで、まわりはみなラーメン。「東京では高山ラーメンが一番人気なんやでー」の会話を横で聞きながら。東京の人、おいしいもん食べてはらへんしねー。高山のまち、ラーメン店の行列あちこち復活。私はこんな有名になるずーっと前から高山でラーメン食べてた、ってか、ほう葉味噌定食かラーメンくらいしかなかったよーな・・は、失礼か・・まぁ、素朴な中華そばやな、って認識。平湯のターミナル食堂に、玉子とじのおうどん、あったら良かったんやけど、玉子をとじるなんて文化ここにはあらへん。中華そば、シンプルにおいしくいただきました。体調もそこそこ回復したかな。さすがにこの日は夜アルやめたけど、翌日に向かった富山ランチではしっかりとビールもチョイス。反省、足りんやろか。
<やれやれ・・>
京都から高山の約250km、最近は下道。琵琶湖岸道路を米原まで走って、ちょっと混む大垣・岐阜市内を抜けて長良川沿いを北上すれば快適。言うても7時間。岐阜県関ケ原のスタンド入ると、「岐阜は暑いで~」「祇園祭終わったしちょっとマシやけど、京都も暑いわー」「嵯峨野に親戚がいてね・・」「嵐山あたりは人だらけやし」と100%あるあるの京都エピソードに、トイレも借りたし機嫌よー会話。お察しの通り、たいがいは、話かけるなオーラ満載。ハハハっ。。。ところで、車エアコン、助手席側は冷たい風くるのに運転席側の風はなんや生ぬるい。走行距離8万kmとは言え5月に点検パックしたとこ。お気に入りの車なんで、買い替えプランスルーしたしやろか。結局、クーラーガス1本分ほど減ってたってことらし、やれやれ。。。数年前の俳優・田中裕子さん主演の映画『おらおらでひとりいぐも』。突然夫に先立たれ、ひとり孤独な日々を送る桃子さん。「遠くの親戚より近くのホンダ」と買い替えを勧める若い営業マン。新車納車が終わって、桃子さんも感謝にちょっと親しみを込めつつ「遠くの親戚より」ってつぶやくと、営業のおニイちゃん「はっ、何ですか?」・・・。うちもホンダなもんで、おもろすぎ。思い出し笑いが止まらへん。