夢に向かって輝きたい!起業をめざす女子たち「ファンプレイス」~城陽市
3密を避けてマスク着用で、色づく木々をバックにお話を伺ったのは、城陽市で活動する、起業をめざす女子グループ「ファンプレイス(fun place)」のメンバー。「楽しい場所」という意味なんやって。
左から、東野恵美子さん、石川佳美さん、グループ代表の今井志保さん、永田順子さん。それぞれのお仕事グッズをテーブルに並べてもらいつつ。同行の経営応援コーディネーター・八木真澄さんと2人でカメラを構えたので、目線をあっちこっちにさせてしまったようで、ゴメンね。
グループ結成のきっかけは、4年前の京都府が主催する女性応援の起業セミナー。「子育てから少し手がはなれたので好きなことに力を入れてみたい」との思いの受講者仲間がグループを結成。昨年度は補助金を活用してイベントを開催しながら体制づくり。最終的には「仕事としてやっていくことを目指したい。そして、地域のネットワークを広げて活性化にもつなげていきたい」との強い思いの4人がコア事務局として継続することを決意。年2~3回の開催だったイベントを、10月~12月は毎月の連続開催としてチャレンジ。「ひとりではできなかったイベント。みんなで協力し合うといろいろ学べるし、地域のお母さんや子どもたちとも出会えます。心地よく楽しい場所を提供していきたい」と。
「ファンファンフェスタ」は、文化パルク城陽で開催。11月と12月の告知チラシで~す。10月開催の様子はファンプレイスFacebookでも紹介されてます。出店は城陽市や近隣からの9事業者。親子連れや子どもたちが楽しめる体験メニューがたっぷり。
自己紹介をお願いしてみました。
キラキラ☆と大人かわいいのは、今井志保さんのグルーデコのアクセサリー。「専用の粘土状の接着剤ベース、グルーって呼ぶんですけど、それにクリスタルなどのパーツを貼り付けてゴージャスにとか、かわいくつくり上げるクラフトジュエリーです」と紹介されたのは、今井さんのセンスが光るものばかり。「フェスタでは販売ですけど、グルーデコ協会の認定講師でもあるので、宇治市小倉にあるカフェマリエさん(ちーびずブログでも紹介)で、体験教室も開催してるんです」って。それと、写真はないけど、ハンドメイドのおしゃれなブラックのジュエリーバッグも見せてもらいました。これも教室あり。特殊な糸で編んで取っ手やいろいろなパーツを組み合わせて手づくり。クオリティの高いマイバッグ、女子にはちょっとうれしい。
野外のテーブルがいきなり華やかに。「アーティフィシャルフラワーって言うんです。造花です。」と永田順子さん。アーティフィシャルは人工的な、って意味。主にポリエステルやポリエチレンなどの素材で、生花をリアルに再現しつつ生花にはない美しさも表現できること、造花は劣化しないので耐久性にすぐれお花を再度利用もしやすいことから、ビジネスシーンでも近年人気が高まっているとか。「自分の好きなお花やフラワーアレンジメントのワークショップで、自分もまわりの人たちも明るく楽しくするお手伝いをしたいです」。
ちょっとあやしげな輝き。石川佳美さんが活用するスピリチュアルアイテムのオルゴナイト。「マイナスエネルギーをプラスのエネルギーに変えるパワーグッズです。ひとりひとりが持っている潜在意識や感性を引き出して、今を楽しく豊かに感じられ開運へと導くお手伝いをします」と。そしてもう一つ、写真の上の方のテーブルにうっすら映り込んでいるのはオラクルカード。「カードからメッセージを読み取るんですが、タロット占いより新しくシンプルな占いです。悩みや迷いがあるとき、ちょっとした未来からのメッセージ。みなさんの人生を少しでも豊かにできるなら」。ワクワク、ドキドキな占い。関心のある方は会場へGO。
パステルで描かれたワンちゃんは東野恵美子さん作。「チョークアートって言います。もともとはオーストラリア発祥で飲食店などに描かれていた商業用看板なんですよ。数年前にテレビで見てこんなアート分野があることを知ったんです。昔から描くのが好きだったのでチャレンジしてみようと大阪で開催されてた講座へ通いました。写真を見て描いてます」。いやーとても味わいがあってえぇねぇ。特に、このせつなげな目に魅了される人も多いのでは。。イベント会場で即興でってわけにはいかないでしょうが、思い入れのあるものとか写真とか、関心のある方は東野さんにご相談してみてください。
仲間と協力できるっていいですね。ビジネスとしては個々人ががんばらんとアカンけど、チャンスや場づくりに知恵やアイデアを出し合える環境は貴重です。コロナ禍で従来のビジネスや暮らしの常識的なことがいろいろ通用しなくなっている昨今、地域のつながりやコラボが新しいビジネスチャンスにつながるかも。がんばって欲しいですね。
最後に、「私たちを紹介してもらったので」といただいた地元発行のフリーペーパー「城陽じかん」(2020年春号)に、4人+ジュニアのマスク無し笑顔の写真が掲載されてたので、ご紹介しときまーす。