小さな春旅ふたたび。滋賀県・石山寺に梅薫る~京女のひとり旅99
紫式部も、梅の花、楽しまはったんやろね。滋賀県大津市・石山寺(いしやまでら)。紫式部ゆかり、「源氏物語」書かはったいうお寺。京都の地下鉄東西線から乗り継ぐ京阪電車に石山寺駅ってあるし、どんなとこかなぁとお出かけした3年前。あらっ、梅園メっけ・・を思い出して久しぶりに来てみました。

瀬田川(せたがわ)のほとり。重文の東大門。石山寺の正門。鎌倉時代のもんやて。仁王さんいはります。運慶・湛慶の作とか。。お寺そのものは、奈良時代後期に開かれたらし。

右側に瀬田川。先の方に、瀬田の唐橋(からはし)があって、その先に琵琶湖が広がる。見えてる橋は覆いのかかった名神高速か新幹線。あっ、瀬田の唐橋や~、のや~が終わらんうちに京都着く。近い。けど今回は一泊旅。大津まちなか、びわ湖花火を何度か楽しんだ、におの浜のなじみホテルに車置いて、京阪電車で石山寺駅下車。約10分道路沿いの参道を歩く。のどか。えぇとこやね~滋賀、て紫式部も思わはったんやろね。石山寺の本尊は如意輪観音(にょいりんかんのん)・・観音さん。平安時代は、石山詣(いしやまもうで)が流行って、女流文学者らも都(みやこ)からよーさん来はったらし。

境内に入ると、上の方に日本最古の多宝塔。国宝。目の前にはドーンと石がそびえる。「石山寺」名前の由来となった天然記念物の硅灰石(けいかいせき)。見にくいけど、右下の石灯篭前の白梅は盆梅。滋賀では盆梅が流行ってるんかなぁ。

平安時代に再建された本堂。国宝やのに冬枯れの境内では感動薄。桜とか新緑ショットが撮れたら、改めて紹介することにしよう。500円で内部拝観。寺宝には興味あり。重文の平安時代の毘沙門天もさることながら、令和の仏像初めて見た。弥勒菩薩が金ピカピカ。光ってる~~。儲かってるんかなぁ。。

多宝塔のとこまで上がってみると、ピンクのお花。ヒガンザクラ。ここまで上がると、琵琶湖が見える。えぇ眺め。

月見亭(つきみてい)。近江八景のひとつ「石山の秋月」。紫式部も湖面に映える十五夜の月を眺めて、源氏物語の構想を練ったとか。そして月見亭の向こうに見えるのが、よーやく、梅林。

梅林「薫の苑(においのその)」。う~ん、えぇ香り。

下から見上げると梅花に埋もれてる。冬まだ寒い日、澄んだ夜空の下、湖面にうつるお月さん見てたら、ふわっと梅の香。梅林を見下ろすと、あっ、梅が咲き始めてるやん、ってな紫式部が在りし日にはいたかも。こんな感じで石山寺の梅編、終了。来週からは春季展示「石山寺と紫式部」が始まるらし。6月いっぱいまでやってはるよーやし、また来よっと。

皮目が香ばしいし身もふっくらしてて、今まで食べたうな重の上位かも。石山寺門前、志じみ釜めし・うなぎ料理「湖舟」でランチ。凡人っぽくチョイスした中のうな重、その名も「唐橋」。ご飯ちょっと少なめにしてもーたしビールもうまい。この幸せのための泊旅。瀬田シジミの味噌汁。もち、身も食べましたよ。関西人やから。

午後のお散歩、大津絵美術館。2回目。三井寺の隣、門跡寺院「圓満院」(えんまんいん)の中。数年前にブログでも紹介したよ~ん。京阪電車・石山寺駅からびわ湖浜大津駅を過ぎて三井寺駅下車。元気残ってたら三井寺で梅の花ショット探し思たけど、ほろ酔いではやっぱ無理。で、大津絵。

庶民の絵、大津絵。癒されるよねぇ。一筆箋買いたかってんけどなかったんで、次の大津絵スポットへ。

「大津絵の店」。明治維新の大津絵消滅の危機を乗り越え、伝統を今に伝える大津絵師・高橋松山のギャラリー兼お店。三井寺参道。前回「鬼の念仏」一筆箋買った。今回は「猫と鼠」ゲット。両者が仲良く酒盛りしてるとこ。仲良しこよし、油断大敵、酒は飲んでも飲まれるな。楽しい風刺画。まっ、好きなよーに解釈したらえぇと思いまっせ。

浜大津あたり。比良山系にはまだ雪が見える。蓬莱山かなぁ。京の五条大橋からも見えるんやでー。ほろ酔い疲れ。茶ー飲みたいなぁとカフェ探しつつホテルに向けてウォーク。長いアーケード商店街には見つからず、浜大津のアミューズメント系はちとうるさいし、結局、ホテル近くまで来てしまったんでコンビニに立ち寄り。カフェだらけの京のまちに慣れすぎて、旅先ではたびたびこういう目にあう。道があったらついつい歩き出してしまう癖も、そろそろ改めるお年ごろなのかしら。けど、歩けるって、幸せやでー。人込みの中でさえなければ。。。今回の泊はシティビュー側。大津市街とJR東海道線・大津駅出入りの列車の屋根あたりを見下ろしながら、お部屋でコーヒーいただきました。