2024.06.16

山口県・秋吉台、新緑の景色がちょっといい~京女のひとり旅65

昔むか~し、父親が運転する車で行ったことある。洞窟の秋芳洞(あきよしどう)は寒かったし、秋吉台(あきよしだい)って、ただの石があるだけじゃんと、小中学生頃の記憶がずーっと居座ってて、旅先にチョイスしーひんかった。偶然のテレビで、ここ歩けるとこなんやー、と認識。今なら新緑?と、九州旅に組み込んでみました。

新緑の景色、なかなかえぇやないですか。青空に新緑が映えて・・と言いたいとこやけど、ドーンと雲。ウォークには暑ないしちょうど良かったけど。で、スッキリ晴れた翌朝、写真だけ撮っとこと、再度、秋吉台へGO。こんなこともあろうかと、近くに泊しててん。

朝6時過ぎ。ちょい早すぎ? 青空まで地球が回り切ってない感。まぁ、人けない早朝のヒンヤリ空気が最高やったんで満足。。。これはカルスト展望台からの眺め。前日歩いたんは、展望台からポコポコ突き出た石灰石を見ながらの約1時間コース。最近は便利やねー。いろんな人が、無料駐車場や滞在時間ニーズに合わせた楽しみ方いろいろSNS発信してはる。ものスゴ参考なるわー。行政や観光協会のHPは個人のニーズなんて関係あらへんしね。私のブログも誰かのお役に立ててたら、うれしけど。

日本最大規模のカルスト台地。はじまりは南方の遠く温かい海のサンゴ礁やったとか。サンゴ礁は時間がたつと石灰岩になって、それを繰り返して、約3億5千万年、海から山へ堆積して移動して、今に至るやて。秋吉台は石灰岩が溶けてできたカルスト大地。石灰岩はおもに炭酸カルシウムという成分で水に溶けやすいため、ここに降る雨は空気中の二酸化炭素を含み込んで弱酸性の水に。土の中にも二酸化炭素があって、この水が石灰岩に触れると化学反応で石灰岩を少しずつ溶かしてゆく。 それを繰り返し繰り返しして、今もこの大地は生き続けてる、らしです。専門情報は公のHPが安心。

お手軽コースは、展望台から若竹山を目指す。そこでターンしたら10分ほど。さらに先、長者ケ森を目指すと2時間越えになるらしので、やめて、妙見原の矢印の方へ歩くと・・。

妙見原あたり。この白いのはなんやろとググってみたけど、わからへんかった。今の時期、ススキやないよね。パンフにも書いてないし。とるに足らんもんなん? そんなー、かわいそーやん。風になびいてえぇ景色やったでー。くるっと回るコースやし妙見原からちょっと歩いたら展望台へ戻って、これで約1時間。パスした長者ケ森近くにはPがあるんで良かったら、と、秋吉台ジオパークセンターの案内女子が教えてくれたけど、景色はずーっとカルスト台地やった。カルストロードドライブは数分やけど結構、快適。

ジオパークセンターの「カルスター・カフェ」。ビジターセンターにカフェがあるのはえぇね。隣のテーブル席で、この運営団体らしき人らが補助金やらの会議してはった。大変やなーとは思いつつ、イヤホン音楽で景色に集中。現役中はカフェで打ち合わせとか、よーやったなぁ。まわりに迷惑かけてたんやろね~~。

せっかくやからと、大鍾乳洞の秋芳洞。1300円。裏にまわったら無料Pがあるよ、とネット情報もあって。

黄金柱。

百枚皿。

正面入り口のコバルトブルー。このブルーが見たかっただけやねん。秋芳洞やなくても近くにコバルトブルースポットあるらしかってんけど、ナビでよー見つけへんかって。まあ、ここでえぇか思たけど、足場の悪い暗がりを約1km、往復2km。しかも、ダラダラした観光客多い。最近特に閉鎖的空間キライやのに、入場してすぐ、なんで入ったんやろと後悔。インディー・ジョーンズとかあるやん。洞窟の中で大きな火の玉に追いかけられて必死に逃げるとか・・ないか・・ともかく、そんな光景しか浮かばへん。1300円回収せなと必死で往復して1時間弱。無事に脱出できたときはホッとしました。もう二度と洞窟系には入らんとこと決意。何の参考にもならんブログやね。秋芳洞の方はパンフにも特筆すべき情報見当たらへんかったし。まあ、洞窟探検が好きな人は入ってみてください。(その他情報は九州旅ランチ編のブログにも