2024.10.27

福井県・越前たけふ、道の駅でランチ~京女のひとり旅72

北陸新幹線、越前たけふ駅の横にある道の駅。先週、日帰りで越前そばを買いに行ったとき・・お気に入りは、もうちょっと奥の越前大野のそば、やってんけど・・そばの花とのシチュエーションがステキやったんで、帰りに立ち寄って、次回は、熱燗と海鮮ランチしようとFB発信。で、一週間もせんうちに、早速、海鮮ランチ旅。

新幹線駅。そばの花、見頃ちょい過ぎて、そばの実待ち。

駅と反対側のそば畑の先に国道8号が走り抜ける。紫式部公園や在来線(ハビラインふくい)の武生駅(たけふえき)がある武生のまちは、山・・城跡や神社がある帆山(ほやま)の向こう側。(去年の越前たけふブログはこちら

JRの駅はこの新幹線駅だけ。在来線はもうJR違うし、ちょっと寂しなぁ。ともかく思い立ったが吉日、というワケやなくて、道の駅で買い忘れたもんがあって。。。初採りグリーンレモン、しかも、愛媛県産の、って、どないやねん。

広島県の瀬戸田レモン買いの旅にしたらえぇんやけど、ほら、最近は、やたら混んでたりして旅計画もなかなか大変。国産レモン需要もじわじわ高まってるしスーパーは高い。愛媛県産の柑橘モンならまぁ、と。とは言え、他県のレモン買いだけでは芸が無いので、福井県美術館をプラスしてみました。福井市まちなかへはR8で武生から鯖江(さばえ)を抜けて約20km。

福井県美術館。生誕150年「菱田春草(ひしだしゅんそう)展」。北陸新幹線福井・敦賀開業を記念して、福井県美の購入第1号、春草の不朽の名作《落葉》と、東京の永青文庫(えいせいぶんこ)蔵の同じく《落葉》・・東京の《落葉》は重要文化財・・やらを展示。残念ながら重文の方は前期で展示終了。

カメラNG。パンフの部分写真でゴメン。上が重文のやつ。下が福井県美ので、秋が深まってさらに色づく落ち葉。えぇやないですか。年取ると枯れ感が身にしみる。。。春草のこの渋さ、大好きなんスよ。36歳で早死にしてはるけどがんばって絵ぇ描いてはったんやねぇ、京都嵐山の福田美術館をはじめ日本画専門美術館や近代日本画展などで結構見れる。横山大観のお友達ですわ。美術館終了後、急いで車を走らせて道の駅・越前たけふでグリーンレモンや野菜ゲットしたら、泊するまちなか武生駅横のホテルPへ車。熱燗&海鮮ランチしよう思たら、1時間に一本の道の駅行きシャトルバスに乗らんとアカン。間に合った思たら、なんと500円、高っか!京都の外国人用バスなみやん。たった5km弱やのに。宿泊割引券とかないんかと観光案内所入ったら、500円タクシー券勧められて。

差額を市が補填してくれるんやね。「道の駅まで2500円超えやからお得やで。最高は5000円分ほど乗らはった。知り合いのとこらしく一番遠い集落。いっつもはタク乗る人おらへんし助かるけど、新幹線祭りや大河ドラマ終わって来年以降どうなるんやろ」とタクシー運ちゃん。ごもっとも。ちなみにバスには補填ないんやろか。100円のコミュニティバスで予算使い果たさはったか、観光客ナメてるか。

ようやく道の駅・越前たけふ「レストラン丸松」バラチラシ1000円&ビール。熱燗にはまだ暑すぎ。

参考に、イチオシメニューを。観光客は、せいこ蟹丼やらカニ系。地元っぽいビジネスマンらは、バラチラシとかサーモンフライ定。せいこ蟹とかサワラっぽい魚は地元かもやけど、サーモンも紅ずわい蟹もバラチラシも越前の海もんやないやろ。まぁ物販エリアに魚屋さん入ってはったし、数量限定バラチラシなら良しとしてみた。なんせ安い。とまぁ、2階のレストはこんな事情。1階にもお魚や越前そばやお手軽もんいろいろあるんで、気になったらお出かけください。アルコールに興味なかったら、便利なとこですよ。

武生駅までの復路はシャトルバス。どっちも500円。タクは呼ばんと待ってへんかったし、運ちゃんとお話することももーないし。貸し切り状態で快適やったと思うことにした。早朝やったら5kmウォークしたいとこやけど、まぁここら、歩いてる人いーひんしね。お隣の鯖江市内のスタンドに入った時、おにいちゃんが「新幹線駅、鯖江やなくてなんで武生なんやろ。チェッチェッ」って言うてはったけど、鯖江には新幹線駅なんかより、もっとメジャーなメガネあるやん。ずーっと続く最強ブランド。ともあれ武生も鯖江も好きな、まち。またお出かけしよう。来週ってことはないけど。