2023.10.12

福井県・越前武生、越前焼のヌードル鉢を買いに~京女のひとり旅52

金色の像は紫式部(むらさきしきぶ)。福井県・越前市武生(えちぜんしたけふ)の紫式部公園に立ってはるやつ。。。その前に、買い求めた越前焼、お披露目。

右側のが、「ヌードル鉢」ってディスプレイ。おぉ~、確かに、デカヌードルがズボッと入りそう。写真ではわかりにくいけど、10cmの深鉢ってちょい新しぃておもろいやん、でゲット。今回は、自宅のラーメン鉢が欠けたんで買い替えに。マルタイの棒ラーメン一択・・に使ってた器が10年以上前に入手した越前焼。形はうどん鉢やけど当時にしてはめずらし超薄で軽い。伝統的工芸品・日本六古窯(ろっこよう)、歴史・伝統とおんなじくらい重い器だらけ。こんなん誰が使うねん!やね。ヌードル鉢を先に購入したら、別建物で左側のかなり薄軽の深鉢見っけ。ディスプには「陶器ボール」。ボールに使う人おらんやろけど、深鉢って結構持ちやすいやん。今どきニーズ探るん大変やろね。かわいい、映える、軽い・・なんて候補にもあがってなさそーやん。。

では、最初っから。

越前の海。波しぶき。手前のブルーと沖の深いブルーとのコントラスト、キレイやねぇ~。京都まちなかから北へ、左京区大原を抜けて、滋賀県朽木から福井県敦賀。日本海沿いを走る国道8号お気に入り。高速北陸道の敦賀あたりは急カーブと傾斜で海見てられへんし。敦賀を越えてちょい内陸に入ると、越前焼の里・越前陶芸村に着。ここは越前町。あとで行く武生は越前市武生。政治的にやゃこしそーや。とりあえず京都からは150kmほど。

越前焼の館。3連休を控えた秋のフェア中で、ヌードル鉢は2割引きやった。

広々した越前陶芸公園には越前焼のオブジェやらいろいろ。平日で幼稚園児がどんぐり拾ったり、中学生らはなんや体験中やった。のどか、がうれしい京女。何回かリピートしてて、ここの食事処で、越前そば、食べたこともある。今回は交流会館でカフェタイム。

越前焼コーヒーカップが選べる。シックなキラキラをチョイス。カップ裏に6000円越えのシール貼ってた。ゴディバのチョコ付きプレミアムコーヒー500円。普通のコーヒー200円。セルフのやつ。プレミアムはコーヒーかゴディバか。前の写真の左側、交流会館でゲットしたボール型鉢は2割引きやなかった。どっちも5000円ほどでお手頃。

15分ほど車を走らせると、JR武生駅着。ホテルPに車を置いてランチ。

福井と言えばのソースカツ丼。駅近くの「いろは本店」。炭水化物取り過ぎんよーにミニを注文したけど、具もミニやった。まぁ、一口飲んだら、もーわからへん。前回来たときは、越前おろしそばとのセットやったよーな。もはや、そんなよーさん食べられへんし、日々の朝食に越前そば食べること多くて。お取り寄せの越前半生そば、大根おろし、納豆、ちりめんじゃこ、京都のだし酢、九州のゆずこしょう、もみのり、のアレンジ版。どや!

「蔵の辻」。大正から昭和初期の木造店舗や蔵が活かされたレトロ空間。関西と北陸を結ぶ物資の中継基地として栄えた武生。石畳の寺町通りや、職人気質が漂うタンス町通りの、むかしまちあるき、をおススメしてはります。

「ちひろの生まれた家」記念館。絵本作家・いわさきちひろの生家。

今回はパスしちゃったんでパンフだけでも。ギャラリーで随時、企画展してはる。ちひろの絵好きやし何回か入ったけど、ほっこり、あったかスポットやで~。

よーやく式部はん、紫式部公園。駅から約2.5kmで、マップやナビあっても、なぜかいっつも道に迷う。酔ーてるしやろか。越前国司に転勤になったお父さんについて来て1年ほど在住してはったとか。で、どこを見てはるか言うと、もち「京の都」。

式部像の目線で都の方向を見ると、美しい稜線の日野山(ひのやま)が見えて、ここで一句詠まはったらし。

「紫ゆかりの館」。うしろ姿の越前和紙の紫式部はん。なんか怖ない? 公園横のこの建物、以前はレストで越前そばと焼き鯖寿司でクイっとビールやったのに、しばらく来ーへんかったら資料館になってしもた。ちょっと残念。

館の前、コミュニティバス見っけ。100円。乗ってみた! こういうとき駅横ホテルは便利。経路わからへんでも絶対に駅は外ずさへん。しかも駅横には平和堂もある。くるくるくるくる、民家のある狭い道を右へ左へ回らはるけど、ほぼ人は乗らはらへん。1日8本やしねぇ。次来るときまで走ってるやろか。心配やなぁ。。。武生と言えば菊人形。ちひろリベンジもしたいしまた来るとしよう。京の都からほぼ市街地通らへん快適ルート。紫式部はん、助手席へどうぞ。