鳥取県・大山寺、新緑を浴びる~京女のひとり旅86
朝の新緑、えぇねぇ~。大山寺(だいせんじ)の山門に若緑。
鳥取県倉吉市に泊しての2日目。前日は倉吉まちなかレトロ散歩、新緑の体感は気持ち良かったけど、ちょいグリーン少な目ショットやったなぁ。そーだ大山寺行こう。去年のちょーど今頃、同じく鳥取県旅・・好きやねん、新緑の山陰路・・したとき駐車場探せずに通り過ぎたんで、リベンジ。
大山寺橋から見る大山。ここまでは来たんですよ去年。けど橋渡ったとこにある小さなPが満杯で。近くのメイン目的地「とっとり花回廊」の開園時間待ちであんまし時間が無くてパス。橋のこっちがわにあるモンベルのPに停めたらアカンやろなぁ、と思いつつ。それにしても、モンベルのお店ってえぇとこにあるねぇ。。(去年のとっとり花回廊のブログ)
大山ナショナルパークセンターのP。デッカイ。ブルーな空と海の境界線あたりに見えてるのが境港。Pから歩き始めたら参道はすぐそこ。なんで見つけられへんかったんやろ。前にも来たことある気もすんねんけど。。
参道・御幸本道通り。気持ちえぇっスねぇ~。朝9時頃。これでもちょっと自粛したんスよ。いっつも早すぎて何もオープンしてへんし。
振り返ると、日本海見えてる。左には大山寺郵便局。消印が記念なるしハガキ出そーよ、って・・・出す人おらん。
山門をくぐると、朝日を浴びて、石段。
大山寺。ほらね、閉まってる。どないやねん。朝参とかせーへんの? 大山寺は奈良時代に開山。今は天台宗。火災などで本堂は昭和26年再建のもの。かつては山岳信仰の修行道場として栄えた。江戸時代は別格本山として隆盛をきわめたこともあったとか。大山寺横を抜けてさらに奥へ。
大神山神社(おおがみやまじんじゃ)へつづく自然石で作られた参道。約700m。
神門見えてきた。ちょっと神秘的。
大神山神社奥宮。右上、名残の桜の後ろに雪の残る霊峰大山。もともとは僧が修験のために大山に登り、その道場として簡単な遥拝所(ようはいじょ=離れたとこから拝むとこ的な・・)を設けるようになったのが始まりらしけどよーわからん、ってさ。神仏習合の中で大山寺と大神山神社奥宮は勢力を拡大。明治初めの神仏分離令で普通の・・ってか現在の奥宮に落ち着いた。ところで両翼約50mの権現造社殿(ごんげんづくりしゃでん)は最大級の大きさなんやて。本殿・幣殿・拝殿・翼廊が一体となってて珍しい造りらし。条件的に厳しい山の上にこんな巨大社殿をどーやって造ったか、これまたよーわからん、て説明されてる。ミステリアス奥宮。ちょうど本殿内部を公開してはったんで入ってみました。500円。
本殿内部。格天井に234枚の天井絵。
鳳凰、草花など花鳥風月や人物もよーさん描かれてる。作者は不明らし。
茶色っぽく見えてる丸柱は白檀塗り(びゃくだんぬり)。銀箔を貼った上に透漆(すきうるし)を塗ってその化学変化により独特の銅(あかがね)色を出す技法。正面の柱や側面の半丸柱も白檀塗りで、こんな大胆な使われかたは日本最大級でめずらしいとか。マンツーマンで説明してもらいました。「どちらから」「・・京都から・・」「えっ、京都やったらもっとスゴイとこあるでしょうけど・・」・・気おくれするなら聞かんかったらえぇのに。京都がなんぼのもんやねん、くらいの勢いでお願いしますわ。
賽の河原から大山を見る。この日はほんま、最高のお天気。
せきがね温泉まわって倉吉のホテル帰ろか思たら、災害通行止めで蒜山(ひるぜん)側の岡山県真庭(まにわ)の方をぐるっと回らされて、さらに工事による片側通行の信号がいつまでも変わらん思たらトラックが事故ってたり、よーやく到着したせきがね温泉の温泉施設は定休日だったり・・まっ、無事に倉吉のホテルに到着したし良しとしよう。
カフェレストラン「サンジェルマン」。東伯鶏骨付もも肉のコンフィとビールでランチ。大山鶏好き。今日は食いはぐれんよーにホテルレスト。骨付きって手づかみでガブってするんですか、って聞いたら、いえいえシェフが柔らかく仕上げてます、とフロア女子。外はカリッ中はジューシーで身離れも味もOK。2、3本ペロッといけそーやったけど、これランチセットやし。。。
地元スーパーで見つけた鬼太郎かまぼこ。境港へもまた行きたくなっちゃった。いやほんま、風薫る良い季節。新緑が若緑のうちにもっと出かけんともったいない。のんびりブログ書いてる場合やないか。