鳥取県・観音院庭園、青空のリベンジ~京女のひとり旅94
鳥取、えぇよねぇ~。ひと月ほど前に梨買いにお出かけ。けどお天気がイマイチで魅力発信できず。鳥取さんに申し訳ない、ということで、ふたたび。
これでなくっちゃ。ブルーな海と空。白兎海岸(はくとかいがん)。。京都烏丸五条の起点あたりから国道9号線をひたすら走って、200㎞・5時間ほど。さすがに走ってばっかも・・と丹波まで京都縦貫。高速・中国道走るより楽し山陰路。丹後発女子には、なじみも深い。
白兎神社へもお参りして。道の駅「神話の里白うさぎ」のPに車置けるし便利。
「古事記」の神話「因幡の白兎」に登場する白兎神が祀られてる。参道には白うさぎがよーさんおる。大国主命(おおくにぬしのみこと)と八上姫(やがみひめ)との日本最古のラブストーリー、縁結びのパワースポット。白うさぎの頭にまで授与品の結び石。載せるなやーと、どけて、海見る白うさぎをパチリ。縁結びには、何も興味ない、お年ごろ。
鳥取の地場産プラザ「わったいな」。ひと月前、警報級の雷雨で足止めさせられたとこ。広ーいPも魅力的。
「わったいな」は鳥取港エリア。賀露港(かろこう)。みなと公園もある。鳥取と言えば、松葉ガニ。かにっこ館や鮮魚市場も集結。戦国時代には毛利氏の因幡への進出や、秀吉の鳥取攻めにも重要な拠点として登場してたとか。青空は気持ちえぇけど、真っ黒い雷雲が広ーい日本海を覆うって、なかなかにおぞましい光景やったで~。自然には勝てん、思たわ。
見た目ではわからへんけど、ものすごデッカイ梨「甘太(かんた)」。やっぱこれやね。青空ショットも目的なんやで、なんやけどさぁー、前回購入した新甘泉(しんかんせん)レスが我慢できず、秋の梨まだ売ってるに違いない、思たらも~アカン。鳥取へGO。「わったいな」には旬の新高梨がずら~り。せっかくやし新種とかないやろかー、と物色してたら、「贈らはるん? やったら、この甘太がおススメ。今が旬。甘いでー。うちの梨やけど。へへへっ」と女子に声かけられて。女子のおススメにハズレなし。さっそくゲット。それにしても、隣で夫婦客と話し込んでた思たのに、いきなり視線を私に向けてさらっと営業。ターゲットを見極める女子、好きやわぁ。2、3箱買いたかってんけど。。。郵便局ネットで注した信州リンゴもあり、ほどなく届いた月1郵便局ゴチ便の南水梨、和歌山の柿が冷蔵庫に入りきらず、丹後の兄へ秋のフルーツ盛おすそ分け配達。いよいよ冷蔵庫も買わんとアカンかなぁ・・食べきれへんやん・・罪な秋。ちなみに甘太、王秋とあきづきを親に持つ、2013年登録の比較的新しい品種。9月下旬〜10月上旬が旬の青梨。しっかりとした甘みの中に、すっきりした酸味も味わえるのが特徴。流通量が限られているため、少しレアな品種やけど年々ファンが増、やて。最後の一個食べながらブログ執筆中。あぁ~~、来年が待ち遠しい。
鳥取旅へ戻る。最初の庭園ショットは・・
鳥取市、観音院庭園(かんのんいんていえん)。
観音院。鳥取藩池田家の祈願所8ヶ寺の1つ。鳥取城の城山・久松山(きゅうしょうざん)の岩窟から霊光。何かなぁ~と探ると、そこに聖観世音菩薩像(しょうかんぜおんぼさつぞう)。御本尊は霊験あらたかなる観音さん。
境内にも観音さんいはる。静かやなぁとカメラしてたら、「入らはる?奥さんおるはずやけど・・」境内お掃除中の女子が受付ベル鳴らして、奥さ~ん、て。。ご親切。
江戸時代の池泉鑑賞式庭園。うしろの山は借景。芝生の傾斜が遠くの山に続くように見える。小ぢんまりしててなかなかえぇやん、思てたら、お寺の若い奥さん、お抹茶とお菓子を運んで来はった。なーる。拝観600円のおもてなし。
座ってゆっくりと鑑賞してやー、やね。二十世紀梨のお菓子もオツ。京都にはない静寂。極楽っスわ。境内へ出たら、親切女子が「ゆっくりできましたか?小さいけど、えぇお庭でしょ。私も好きです。紅葉がまたえぇですよ」「おおきに。また来よっかなぁ」ほんまに来そーや、私。
鳥取駅近く「海鮮問屋 村上水産」。赤魚煮、メンチカツ・鮭刺身・あさり汁。豪華~な日替わり定700円。前回の鳥取旅で観光案内所女子がおススメしてくれてたとこ。ビールうまいやん。隣のビジネスマンに申し訳ないなー思てたら、豪華な海鮮丼ランチ運ばれてきてた。鳥取の人らえぇもん食い過ぎやで。
鳥取民藝美術館。駅前の繁華街にあり。
鳥取の医師・吉田 璋也(よしだ しょうや)。医学生時代より交流のあった柳宗悦の民藝運動に共感し、1949年(昭和24年)、民藝の美を現代の生活に取り入れる、鳥取の民藝運動の拠点として創設。現建物は1957年の新築。ほろ酔いで恐縮ですが、見学しちゃいました。青空に秋の味覚満載とはいえ、ちょっと、浮かれ過ぎな鳥取旅やね。