2024.05.21

鳥取県・黒らっきょう入りチーズケーキ食べたり・・~京女のひとり旅62

鳥取県と言えば、砂丘らっきょう。カフェのメニュー見て思い出した。福部(ふくべ)・・昔の福部村、鳥取砂丘あたり、今は鳥取市福部町の大粒な砂丘らっきょうを、健康にえぇかも言うて九州の義母によー送ってた。うまいけど大きすぎて私らにはちょいヘビーやったやつ。黒らっきょう入りチーズケーキって、どんなんやろ。玉ねぎのシュークリームなら食べたことあるけど。。

うまかったっスよ。甘いらっきょやし焼きチーズケーキやし。地元特産メニューがあるここは鳥取県立博物館のカフェ。鳥取市まちなか、鳥取城跡の敷地のなか。

デッカイ窓から左手に石垣が見えてる。戦国時代に築城。豊臣秀吉の兵糧攻めの舞台になり、江戸時代には姫路城を築いた池田輝政(いけだてるまさ)の孫・光政(みつまさ)が、国内12番目の石高を誇る鳥取藩32万石の平山城として拡張整備。整備には、現存する姫路城大天守の築城に携わった職人たちが起用されたことから、姫路城の弟城とも呼ばれていると解説。現存するのは石垣と天守台。

正面から見ると。

二ノ丸あたりから鳥取市内が一望。えぇ天気やね、幸せ~~。天守台は、後ろの久松山(きゅうしょうざん)の頂上にあるけど、これまでも上ったことないなぁ。言い訳すると・・ここに来るときはいっつも、鳥取駅横ホテルPに車を置いてランチビールしてから、2kmほどまちなか商店街ウォークしてそのままの勢いで石段を上るけど、すぐに息切れしてハァハァ・・なんスよ。メインビジュアルになってる巻石垣(ボール状の石垣)とか復興された大手門にまでも行き着かへんまま、ついカフェになだれ込むお決まりパターン。成長しーひんねぇ。カフェは写真の石垣の下にちょこっと見えてる、重要文化財「仁風閣(じんぷうかく)」・・明治40年建設のフレンチ・ルネッサンス様式の西洋館に行きたかってんけど、文化財修理で長期休館中。でお向かいの博物館カフェへ。ちなみに博物館はネコのナントカ企画展してはったけど、ネコに興味ないんでカフェだけ利用。バッサリ。

帰りはウォーク省略して、市内循環の100円バス「くる梨」乗車。こういう時、駅横のホテルは便利。私違いますよ、乗ろーとしてはる地元のおネェさん撮っちゃいました。おネェさん、スンマセン。もたもたしてたら、バス出てまうし。今、どのまちも走ってるね循環バス。平日の昼間は高齢女子2~3人。けどほんの限られた範囲を1時間に1本あるかないか程度で、たいがいの車ない人は外出かけられへんシステム。京都まちなかやと観光客多すぎてバス乗れへん。どっちにしても高齢者は家から動けへん。

まちなか商店街。

まちなか商店街その2。看板に商店街の名前書いてます。振興組合ってのは法人格がある補助金もらってはる、はった、とこ。辻ごとに商店街組合が違ったりアーケードの工夫も違ったり。

ときどきこんなオブジェもあったり。私はこー言うの見るん好き。まちは今、的な。商店街振興策、みんなで失敗したんやからしょうがない。けど、ずーっとこのままやともったいない。アーケードもいつか落ちるやろ。ナントカならんかなぁ。

とまぁ、そんなこんなで鳥取旅。最初っから復習すると・・

鳥取砂丘。青い空&海、白い砂の砂丘には風紋が・・思て、早朝、京都発して国道9号ひたすら来たけど、足あとだらけの砂丘。風紋エリアはずーっと向こう。ぐるーっと一周60分。歩きづらいし靴に砂入るし、空と海ブルーの証拠写真だけパチリして終了。駐車場10分でも500円。

鳥取砂丘・砂の美術館、お初。エジプト大神殿のデッカイ砂の像見れるんかなー思たら、テーマ1~2年で変わるらしく、今はフランス編。

スケールのデッカさ的イマイチにつき、早々に終了。ゴメン。

お昼前にはホテルPに駐車して、鳥取駅前商店街のお食事処「浜市」でプハァ~。地魚のお店。ハマチ、ヒラマサ、スズキの3種盛と「カレイは煮付けたてやからアツアツ」と奥さんが持ってきてくれはったお皿にはワカメも。醤油とお酒だけの薄味で淡白なカレイがうまい。懐かし。丹後もこんなんやった。ダシもショウガも山椒も不要。これって、刺身3種盛と、煮魚、焼き魚、天ぷらから一品を選んでどれでも1600円のセット。煮魚は西日本でしか食べへんし、とチョイス。塩醤油辛いんイラン。地元の御用達なんか、1000円の和定食はアジ刺身とサバ唐揚げ。青魚ペアがものスゴ魅力的やってんけど、お客さん少なかったんで、つい高い方しちゃいました。このお店、数年前にも来たことあって、写真見たらやっぱりお刺身盛とカレイの煮つけ食べてました。つぶれんといてやー、また来るさかい、と、幸せ気分で鳥取城跡へのウォーク開始しました。