2020.04.10

オーガニックおやさいの加工場&カフェ準備中~京丹後てんとうむし畑の梅本農場

京丹後市弥栄町、このままポスターにしたいくらいのポーズと笑顔。てんとうむし畑のオーガニックおやさい「梅本農場」の梅本修さんです。8月に訪問させてもらったときにお話を伺っていた「加工場&カフェ」の新設。梅本さんとビオ・ラビットの対馬則昭シェフとのオーガニックタイアッププロジェクトの進捗が気になってお伺いしました。(前回のブログはこちら

「新型コロナの影響もあって何かと遅れ気味やけど、5月にはオープンしてまずは農場の野菜直売とスイーツやおそうざいなどの加工品販売を始めたいと思ってます。こんな時なのでカフェはちょっと様子見やね。セレモニー的なものはできそうになくて残念やけど、ウイルスに打ち勝つカラダづくりや健康づくりを応援するためにもしっかり事業を進めたい」と梅本さん。「農家レストランと言うより試食カフェのようなカタチかな。梅ちゃんがつくるおいしいオーガニック野菜をこうしたら栄養分を損なわずにさらにおいしく食べられるよ、と教えてあげられるような。それならおそうざい加工品なんかを買ってもらうことででもできるよね。そして野菜を買って自宅での毎日の食生活に取り入れてもらえたらうれしいねぇ」と対馬シェフ。

加工場&カフェの場所は梅本農場の作業場の前。まわりの山や田畑や広がる風景が見渡せる開放的な場所です。写真は販売とカフェの建物部分。ちょっと中に入らせてもらうと、梅本さんたちがこだわり抜いた厨房や商品ケース、窓辺にカウンターテーブルも設置され着々と進行中。内装も地域の人とタイアップしたりナチュラルな楽しい工夫がいっぱい。量り売り用にと梅本さんが実家から持ってきたというレトロな道具もあったりします。左側に見える屋根は加工場部分のもの。対馬シェフがセレクトした設備がいろいろ運び込まれてて、早く稼働しないかなぁとワクワク楽しみ。まだまだこだわっていろいろ仕掛けをしたいということで、内部の発信は今回お預け。乞うご期待ですって!

入り口はこちら。建物に向かって右側です。桜が満開。

よいしょ、よいしょ。対馬シェフがプレハブの倉庫を持ってこられるとかで片付け中。作業を担うのは農業研修生さんたち。畑仕事も土木仕事もみんなでフル稼働。

梅本さんも掃除中。呑気に写真を撮っていたらジャマになります。水かけられます。

対馬シェフも作業中。。。。ではなくて、これはポーズだけ。

全景はこんな感じ。私がメインに写りすぎててスイマセンなんですけど。ね、あちこちこだわってます感が満載でしょ。出来上がりがほんとに楽しみです。

オーガニックの土づくり野菜づくり、販売に力を入れたり研修生を受け入れてそれを広げる。そして「加工場&カフェ」で野菜やスイーツ、加工品の販売とともに、食育やワークショップ、料理教室なども実施しつつオーガニックのつながりや輪を広げる。地元丹後に暮らす人たちとつながり、都会や他地域など外へもアピールしてつながり、オーガニックの輪が健康や元気や幸せにつながり広がっていく。そのための拠点づくり。厳しい状況の中でも出来ることから始めたいとの強い思いが伝わってきました。

さてお楽しみ袋、オーガニックお野菜のセットをゲットしました。梅本さんのお便りつきです。そういえば、昨年の夏に来た時にニンジンを植え付けたところとおっしゃってましたが、収穫出荷もほぼ終わりだそうで、間に合ってよかったです。

お便りを見ながら料理してみました。長友の手料理。どれもおいしくて上出来、自画自賛!。写真は小さくお味見もしてもらえなくて残念ですが。。。梅本さんのこだわりの野菜のお話や対馬シェフ監修のレシピなどをぜひとも発信したいな、と思っています。

  

  

参考・・左上は赤ミズナ、赤カラシ菜、ワサビ菜(だと思うんですけど・・)とレモンと春キャベツの酢サラダ。11月に買った尾道瀬戸田の青レモンは冷蔵庫で黄色い普通のレモンになってました。そしてお豆腐とのごまドレッシングのサラダ。お豆腐は前日にお出かけした丹波みわ活性化協議会会長の松井豆腐店のきぬごしです。ごまドレは飛騨清見のもので何ですが。。こごみの天ぷらは綾部KOKUさんのオリジナル製菓用米粉で。料理で使う粉もんはうちでは全てこれを使用。油はオーガニックオリーブオイル。花菜のごま和えには宮津ちくわ。有機のお醤油とはちみつ使用。食材や調味料が良いと手抜き料理がカバーされます。