2022.04.13

京都・仁和寺、御室桜の海に浮かぶ、五重塔

遅咲きの御室桜(おむろざくら)、満開!。京都市右京区、世界文化遺産・仁和寺(にんなじ)。真言宗御室派の総本山。

1月の大雪の日に訪れたときは、雪の華に、すっぽり覆われてた五重塔。(雪と仁和寺カルチャーのブログはこちら)今日はほんまに、桜満開。グッドタイミング。

背丈の低い御室桜ならではのショット。ドローンじゃない限り、京都の五重塔・三重塔コラボで、こーは撮れへんでしょう。仁和寺の境内の、桜エリアの小径を進んだつきあたりの、ちょっと小高い土手に上がれば、誰でも簡単にパシャリ。そのまま、小径を出口へと歩きながらでも、結構、撮影ポイントあります。見上げてカメラを構えるんで、花の下を歩く人たちが、写り込まへんのが、えぇですね。

こんなん、とか・・

こんなショット、とか・・。晴れの日が続いて、一気に満開になって、この日も、風が吹くたびに、はらはらはらはら・・・花吹雪。

御室桜、花びらのじゅうたん。言うことなし。なんでも、近年までは桜の下に硬い岩盤があるため、根を地中深くのばせないので背丈が低くなったと言われてたけど、現在の調査で、岩盤ではなく粘土質の土壌であることが判明。ただ粘土質でも土中に酸素や栄養分が少なく、桜が根をのばせない要因の一つにはなっているよう、との解説。ともあれ、花びらじゅうたんと、桜の低木と、その上に青空や五重塔が見えるって、なんかお得気分。確か、コロナ前は、宴席があったと。。どこでも花見は宴会やったよね。ブルーシートで席取りせんとアカンかったやつ。さすがにここはお寺やし、カラオケは禁止やったけど。宴会そんな好きやないし、花見だけは、今の時代のがずーっと続くとえぇね。酔っ払いの大声は、いらん。。。今年の御室桜は、次の雨で終了かも。けど、仁和寺はお花まつり。

見頃の御室ツツジと五重塔。写真無いけど、御室シャクナゲも旬でした。さらに・・

新緑と五重塔も、ステキ。

重文の鐘楼(しょうろう)の朱色に、新緑はよく似合う。なにより、緑が若いっ!

五重塔にでも登れれば、上から、桜の花の雲海が見れるのになー、などと思いながら、お花見終了。仁和寺カルチャーは、雪ブログに掲載済み。御所庭園(ごしょていえん)や、霊宝館の国宝・阿弥陀如来像と対面できる春季名宝展は、新緑が旬の頃にでもゆっくりと。それにしても、お昼近くなって、さらに増え続ける人々。仁王門の受付には大変な行列ができてました。京都の桜のクライマックスやもんね、しょうがない。平日で、市バス一本で戸口から戸口やし、と呑気に構えてたら座席満杯。久しぶりに40分ほど立って乗車。コロナ禍で油断してた。帰りは、大丈夫。写真だけ撮って、昼前に、とっとと帰る人はないので。お出かけガマンしてはったもんねぇ。けど、コロナはまだまだ居座り続けています。みなさん、お気をつけあそばせ。