2024.06.12

佐賀県・唐津、いか丼&いかしゅうまい。またまた九州旅ランチ編~京女のひとり旅64

いか尽くしランチは旅3日目、佐賀県唐津市(からつし)の「海舟」。唐津城の近く。唐津と言えば、呼子(よぶこ)のイカ。4月に四国からフェリー経由で九州旅したとこやのに、1週間ほど続く青空予報に我慢できず梅雨が来る前にとお出かけ。中国道と山陽道経由で新緑満喫のクルマ旅。

1日目は広島県三次(みよし)。一昨年の九州旅で泊(三次のブログ)。なじみのチェーンホテルが三次駅近にオープンしたん見つけて予約。京都発は朝5時すぎ。この時期は、早朝発が楽しくて楽しくて!

10時には奥田元宋・小由女美術館(おくだげんそう・さゆめびじゅつかん)。日本画家・奥田元宋と人形作家・奥田小由女の日本でも例を見ない夫妻の名を冠した美術館。カードやけど。「山霊暁靄(さんれいぎょうあい)」真っ赤に燃える山。「元宋の赤」は有名らし。お気に入りしたんは人形の方。木製かな。「海の詩(うみのうた)」。エレガントなドレスでシュッとした女子が子供や人魚かかえてて、なかなかおもろい。やっぱ女子のが、豊かでしたたかな気ぃする。ホテルPに車置いて、前回訪れた、もののけミュージアムダイニングまで30分ほど歩いたのに、お店つぶれてた。あちゃー。まずはランチ。受付の女子らに聞いたけど、つぶれてたり月曜定休やったりで情報もあやふや。とりあえず歩いてヘロヘロになった頃よーやく営業中ののれんメっけ。

「たつ膳」。古風な雰囲気満載。おっちゃん一人ヒマそーに新聞読んではった。息子はあとを継がず喧嘩して都会へ。おっちゃん細々と食堂・・・思わず昭和劇場が頭に浮かんで・・・いやいや私の救世主やん。とりあえずのビールと豚野菜ピリ辛炒めの日替わり。想定外の茶わん蒸しがウマいっ。やっぱ年季入ってる。気に入った。また、来ますわ。もののけミュージアムのあと、帰りは、みよし市街地循環バス・くるるんで三次駅近く。きっと私、住民さんよりいろいろ詳しと思う。

2日目は、山口県・秋吉台(あきよしだい)。日本最大級のカルスト台地。何年ぶりやろ。

新緑と青空のハズやったのに、ドーンと雲り空。展望台~若竹山~妙見原の約1時間コースウォーク、暑なかったんは・・良かった。そのあと入った、大鍾乳洞の秋芳洞はちょい失敗。新緑の季節に洞窟なんぞなんで入ったんやろ。観光客も多いし。チェッ。

2日目のランチは、泊する山口県美祢市(みねし)のホテルの「スリーアローカフェ」。酢どり定食とB・・酢豚ならぬ酢鶏。秋吉台のある美祢。高速ICあるし萩の途中やし、どんなまちかな思て。マップもろて駅近くにランチするとこあるやろか、聞いたら、家族経営的ホテル女将さんが、ランチやったら下のカフェでもやってるで、と足が悪いのに階段で案内してくれはった。食べんわけいかへんやん。食べんでもえぇよ、なんて言われたらなおさら。市役所横やけど13時すぎでお客さんもいーひんし。カフェの女将にもよろしくと声かけてくれはって。キレイに盛り付けられた野菜たっぷり家庭的酢どり皿、出てきた。地元女子リレーやん。うれしなぁ、心にしみるわー。ちなみに、JR美祢駅まで歩いたら、去年の大雨で美祢線不通バス代行中。近くにカフェも見当たらず。どこともまちは大変なんや。

よーやく3日目。すっきり青空やったし、早朝の秋吉台リベンジ。カルスト展望台から写真パチリ。誰もいーひんカルストロードドライブ、気持ち良かった~、からの、佐賀県唐津市。

トップ写真の、いか丼といかしゅうまい。半島の先にある唐津市呼子地区(旧呼子町)。ほんまは、透き通ったイカの活き造りが名物のメインビジュアルやけど、活き造り・・残酷物語でちょい苦手なもんで。。それにしても唐津、勝手知ったる唐津。お祭り・唐津くんちはツレアイと、ひとり旅でも新幹線と博多から電車して商店街でざる豆腐買ったことも。お城近くにお魚食べれるとこあったはずと、ホテルPからウォーク。よーやくの魚ランチB。ヤッター。

唐津城。松浦川や橋や海を入れたシチュエーションのがえぇんやけど、ランチBしたら歩く気力なし。

お城からの眺め。唐津湾に浮かぶ、無人島の鳥島(とりしま)。これ見ると、唐津来たなって思う。唐津駅や商店街は翌早朝ウォークにて。曳山展示場は建て替え中で、来年中にはできるらしし、また行くことにしよっと。。

4日目は長崎県平戸市(ひらどし)。近いので、この日だけは朝8時半発。10時半には泊するホテル着。まちなかまでちょっとウォークして、平戸城。どこでもお城、とりあえずお城。ちなみに35年ほど前にツレアイと私の両親連れて来たことあるンスよ。

平戸市漁協の食堂「旬鮮館」。ヤリイカ刺し、アジ南蛮、アジフライを単品注。ビールは缶だけなんがいかにも漁協。店少ないし、観光客も、近所の市役所の人らも、地元ののん兵衛常連も集ってて、おもろい。

平戸っぽいシャッタースポット、寺院と教会の見える風景。35年前の写真には若い私が写ってるけど、私以外はもー、いーひん。

5日目は別府泊。九州横断高速に乗ったら良かったんやけど、次の旅下見も兼ねてと一般国道チョイス。早朝5時半発したら、ちょうど佐賀市中心部で通勤ラッシュ。県庁に通勤してるみたいな渋滞。過ぎてヤレヤレ思たら、福岡県久留米市の渋滞も。国道沿いにまちはできるしねー。なんぼ時間余ってる言うても、九州まで来て移動だけて・・失敗。佐賀市も久留米市も初めてやないのに。。気分回復したんは、大分県湯布院(ゆふいん)から別府への由布岳(ゆふだけ)を見ながら走るハイウエイ。

掛け値なしこの色、新緑がとってもミドリ。ほんまは教えたないけどブログ読んでくださる方にだけ。。。毎年野焼きしはるんで、低い丈の草が特にこの時期、若草色。冬は枯れ草が、こがね色に輝いて、さらに絶景。車だとこのPでしか写真撮れへんけど、別府から湯布院への乗り合いバスだとゆっくり撮れる。宮崎県延岡市への墓参り帰省の途中下車で、別府に連泊した時は、この景色見たさにほぼ湯布院へ。ちなみに、初春の野焼きに遭遇した時は、山火事か思てビックリ。ところで、私は通り抜けただけやけど、有名観光地・湯布院のまちなかは、人と観光バスだらけでした。

別府のランチは、恒例、レストラン東洋軒トキハ別府店の地下1階フードコート「湯けむり横丁」で、とり天定食とB。ここにはお魚系なくて、スーパーで夜用に、アラの刺身ゲット。京都帰ったらお刺身食べられへんし。

最後、6日目のランチは、広島県尾道市。この日もひたすら走るだけ。休日割引の土曜日の高速道路。ストレスなくスイスイ。

尾道商店街の「定食屋・まさ吉」焼肉定食とB。400㎞越え運転でお疲れ。カキフライ定のお店行ったらつぶれてて、ちなみに、尾道駅の百貨店もつぶれてるのに、観光客よーさんおって、みな、ラーメン屋に行列。ラーメン以外を求めて歩いてたら、庶民的な定食屋メっけて、ここなら焼肉定とBやろ、と。

お口直しに、「尾道浪漫珈琲・尾道駅前店」でレスカ。それにしても、あちこち、つぶれはる。みんな大変、てか、私の旅歴史が長すぎるんやろか。ずーっと同じままではおられへん、てことやね。明日はわからへんし今日を楽しく生きんと。また、旅、行こかなぁ。