大分では枡盛りお刺身。紅葉の九州旅、お魚ランチリレー~京女のひとり旅75
ずーっと晴れ、海も青い、旅でした。紅葉まっさかりの近畿、中国を走り抜けて九州へ。年末恒例・・年末も恒例、今年は3回目の九州。もーねぇ、日々、京都脱出することしか考えてへん。九州にお墓があってよかった。1週間は脱出できる。。。
1日目。広島県・竹原。道の駅たけはらの食事処「あゆむ」、真鯛の漬け丼。地元竹原の真鯛を特製醤油で漬け込んだ、と。
うまい!さすが瀬戸内の鯛。尾道から西へ約35km。JR呉線に乗ると海岸沿いを列車と並走する気持ち良さげな道路。走ってみたいなぁ、を実践してみました。海の向こう、しまなみ海道にかかる橋や島の紅葉が見える。島国やねぇ~日本。やっぱランチはお魚やん。幸先えぇスタート。
竹原まちなみ保存地区。紅葉の景色とともに。江戸期に塩や酒づくりで栄えたタイムスリップなまちなみ。朝ドラのロケ地にもなってた。マッサン。生家があるニッカウヰスキー創業者がモデル。TV見てへんけど夫婦の銅像は来るたび誘導される。地区くるっとひと回りすると竹原気分が味わえる。約1時間半。
2日目。福岡県北九州市・門司港。 海鮮処 寿司 「海人」。下関産ふく白子軍艦、クエとかいろいろ・・にぎり。
メジャーな観光地は人いっぱい。日曜やし国内外から。門司港グルメ・焼きカレーのにおい漂ってたけど、今日はお魚お魚。海鮮丼あったら手間が省けたのに、パネルでいちいち注文って結構メンドイ。ビールで本読みながら食べるの好きやねん。小ぶりでバランスよくうまいはうまいねんけど。
おなじみの門司港レトロ。ちょっとセレブなホテル窓からの景色。(門司港ブログ参照)。前回、反対の関門橋側に泊したら、関門海峡の流れが速くて落ち着かへんかった。レトロイルミ見えるかしら。言うても早寝早起き。竹原も早朝6時前に発。真っ暗な国道2号で広島の市街地もスイスイ通過。ちなみに高速は前日の岡山県備前ICまで。あとは下道。もはやドライブが観光。ところで、一般国道チョイスのナビは関門トンネル案内してくれへん。どうしても下関ICから高速乗って関門橋を渡れ言わはる。そやしトンネル入り口は自力で探すんやけど案内板も不親切。常連しかわからんよーなってる。160円を係員に手渡すシステムで常に渋滞も発生。そーまでして海底抜けんでもえぇんやけど、10代の頃、父親運転の九州旅の初トンネルを思い出してつい。。。けど走ってるうちに設備大丈夫かなぁ、が気になる。昭和33年開通。
3日目、宮崎県・延岡「松乃寿司」、とろサバの開き定食。骨も頭も全部食べれるほど上手に焼いてはったわ。ナイス!
ビジネスランチにビール。背徳感。とろサバは地元産やないやろけど、延岡あたりは港も多くてスーパーでも水揚げ港明記。京都市内なんかより安心の魚ランチのはず。お寿司ばっかやと飽きるしね。
宮崎県・高千穂神社。今や、延岡への帰省セット。巳年の土鈴を買う。阿蘇草千里がそこそこ近い言うても断念。お墓参りせんとアカン。前回は6月、半年前やのにこんな色あせるかってくらいお墓の造花が色落ちしてた。酷暑の夏か。これから3か月ごとに見に来ようかしら、なーんちゃって。隙あらば京都脱出したい派。
4日目、宮崎県・延岡、お食事処「竜ちゃん」。ミックスフライ定。衣サクサクで軽いしペロッといけちゃった。ご飯とお味噌汁セルフやし心置きなく少なめに。若ないし。
お気に入りホテルの近くに、こんな店あったっけ? ひと月ほど前に国道沿いから移転してきはったらし。ありがたい。観光地でもなかったら地方都市の定食屋さん、つぶれる一方。ホテルは延岡駅や市役所にも近いねんけど、来るたび静かーなまちになってる気がする。市役所は超立派にリニューアルされてた。儲かってるんかなぁ。確かに、宮崎県って移住相談ランキング上位だったよーな。
宮崎県・西都原古墳群(さいとばるこふんぐん)。延岡連泊。お墓キレイにしたしお出かけ。やっぱりかい。延岡のちょっと南、宮崎県のほぼ中央。3世紀末~7世紀の前方後円墳やらが全319基とか。知ってはいたけどお初。今、国立博物館を巡回してる、はにわ展。TVカルチャーで古墳系に興味わいてきた。全国によーさんあるってことは旅のチャーンス。
5日目、大分市「寿司ろばた八條」。刺身天ぷら定。枡盛りの刺身が刺さるねぇ。ワクワクランチ。
佐賀関の関サバ関アジ食べれますって看板。さすがにランチには入ってへんけど大分駅から近いセントポルタ商店街でえぇの見つけた。お昼ちょっと前で入れてうれしっ。大分と言えばのとり天やら枡盛りとのセットメニューもいろいろ。隣のビジネス男子が食べてた、りゅうきゅう丼、うまそやった~。りゅうきゅうのたれ、うちにもあんねん。魚漬けるんに最高。沖縄ちゃうで。ハハハっ。
大分県立美術館~ダリ展。別府からJRで大分へは10分ほど。並走する別大国道と別府湾の景色、だーい好き!。カッコえぇね県美も。OPAM=大分なんちゃら?ミュージアム。東京や京阪神よりゆっくり見れるんがうれし。サルバドール・ダリ(1904ー1989)生誕120周年、シュルレアリスム。時計がグニャっとしてたり原爆が人の頭になってたり・・あれっこれ最近見た。考えすぎると疲れる系のやつ。
7日目、広島県・尾道、鮨と魚料理「保広」。あなご丼。ふっくらあなご、絶品。お漬もんがまた、うまい。
早朝に別府発して高速でお昼頃に尾道着。平日ランチは1時過ぎがねらい目かな。近くの市役所昼休憩が終わった頃。尾道市役所も立派にリニューアルされてた。ラーメン景気? だってさー、尾道の行列、全部ラーメン屋やもん。理解不能なお年頃。
ホテルからの尾道水道の景色。向島への渡船、一つ廃止になるらし。私も車で尾道大橋渡っちゃうんやけど・・寂しい。
向島ドックのライトアップ。
8日目は、広島県・尾道「港食堂」。地魚の海鮮重。冬のおひさんがちょっとまぶいけど、桟橋を眺めたり本を読んだり。
ホテルのレストがリニューアルしてたんで入ってみました。2200円。落ち着ける空間がうれしいっス。
尾道市瀬戸田(生口島)、耕三寺博物館の観音さんと赤もみじ。1週間も旅するとネタが尽きたんで、レモン買いのついでに2回目の耕三寺。(瀬戸田ブログ)。レモンはすっかりレモン色でした。ちなみに前日、尾道へ入る前に、道の駅たけはら寄って、大崎下島産のレモン買いました。まだ緑レモンやった。広島県は他を圧倒するレモン産地。県内一は生口島・瀬戸田レモンやけど、初めてレモンが入ってきたんは、呉市の島・大崎下島の農家やったと、新書「日本の果物はすごい」竹下大学著、で紹介されてた。1日目に道の駅たけはらで見っけて帰り寄ろ思てた。ヒマなよーで忙しいひとり旅。
最後に、耕三寺・未来心の丘、青空に白い大理石のショット。九州旅に〇、もーた気分。