京都・粟田神社から南禅寺、紅葉ウォークは早朝の門前にて
京都市東山区、粟田神社(あわたじんじゃ)。11月下旬、檜皮葺き(ひわだぶき)の拝殿ともみじ。
旧東海道と東山道、京への出入り口「京の七口」の一つ、粟田口(あわたぐち)に位置する粟田神社。旅人が旅の安全を祈願する神社とも。三条通を車で通過するものの、そー言えば訪れたことなかったなぁ、と、11月初旬にフラッとお出かけ。もみじが色づくとキレイやろな、と今回の朝ウォークは2度目の参拝。石段の参道紅葉はちょい遅やね。平安時代、876年の創建の由緒。ご祭神はスサノオノミコトさんたち。
本殿前のデッカイもみじ。緑や赤のグラデーションがステキ。
お参りをして振り返ると、桧皮葺の拝殿に、もみじ。
ちょっと高台の境内からは、朝7時過ぎの京都市内が一望。平安神宮の大鳥居のうしろに北山が見渡せる。ところで、人であふれかえる京の紅葉スポット。朝5時半発の早朝健康ウォーク、清水寺や八坂の塔あたりには、夜明け前で真っ暗なのに日本人や外国人ぞろぞろ。イヤんなってくる。祝日のテレビは昼も夜も紅葉真っ盛りの京都神社仏閣から生中継だらけ。ライトアップも京都駅バス停も2時間待ちって、どない。地元民は動けへん。あきらめよかなぁ。40年以上も税金払って・・なんなら神社仏閣の分も払ろてるのに・・この仕打ちかい、とムカつく日々。
そこで、朝の門前紅葉ウォーク。門前にも一本くらいは紅葉あるやろ。朝ウォークを30分遅らせて朝6時過ぎ発。20分ほどで到着する建仁寺はまだ暗い。境内の赤いもみじの横を通り抜けて、ねねの道から円山公園へ。
ようやく夜明け。円山公園のもみじ写真パチリ。
知恩院の山門と、もみじ。なかなかの風情やけど、街路樹を拝借した、借景ならぬ借もみじ。。。わからへんって。さらに先へ進むと青蓮院。ここの門前は緑葉の巨大クスノキなんで通過すると、冒頭の粟田神社へ到着です。人ごみストレスの市バスや地下鉄でチンタラ行くより、よっぽど早い気がする。粟田神社を堪能して、さらに余力があったんで目標を南禅寺に定めてGO。(雪の知恩院ブログ)(緑の青蓮院ブログ)
南禅寺って、開放的でえぇとこやなぁ。境内を自由に散策できる。絶景かな、の山門をバックに、散り紅葉。もうちょい時期が早かったらなぁ。。
レンガ造りの水路閣あたりは、こんな感じ。
そうこうするうちに、朝日がさし込んで、さらに魅力アップ。お隣、東山高校が通学タイムに突入して生徒ゾロゾロ。人も増えて来たし、テレビに映りまくってた永観堂はパスして、ここで折り返し。バスや地下鉄でまちなかに帰るんはもろ通勤ラッシュ。結局帰路も鴨川経由でウォーク。9時過ぎには帰宅したけど、朝食前に14kmは、ちょっと歩き過ぎでした。それにしても、門前紅葉ウォーク、なかなかえぇやん。もっと早よー気ぃ付くべきやったなぁ。さて、明日はどこへ。(緑の南禅寺ブログ)。(緑の永観堂ブログ)。