島根県・益田。石見の万葉公園の人麻呂さん~京女のひとり旅103
石見(いわみ)の万葉公園は、柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)ゆかり。島根県益田市。ちなみに、春の九州旅の2日目。島根県松江、出雲を抜けると、大田市、浜田市、益田市と続く石見三田(いわみさんだ)地域。今回は益田泊をチョイス。2回目。

県立万葉公園、高津柿本神社(たかつかきのもとじんじゃ)の人麻呂像。宮廷歌人だった人麻呂は、石見へ官吏として赴任し、石見・益田で終焉を迎えたとの説。

万葉公園には万葉集の歌板いっぱい。ここのは2つとも人麻呂のやつ。万葉集入門・・
左≪石見(いはみ)のや高角山(たかつのやま)の木(こ)の際(ま)よりわが振る袖(そで)を妹(いも)見つらむか≫→→→(訳)石見の高角山の木々のあたりから私が振っている袖を妻は見ているだろうか。
右≪石見の海打田(うつた)の山の木の際(ま)よりわが振る袖(そで)を妹(いも)見つらむか≫→→→(訳)石見の海、打田の山の木々のあたりから私が振っている袖を妻は見ているだろうか。
赴任先の石見の国から大和へ戻る際に、現地妻を思って詠んだ反歌やて。2つほぼ一緒やん。めんどいだけちゃぁうん。歌詠みのルールわからへんけど。。。は、ともかく、後ろに見えてる益田まちなみの赤茶色い屋根は、石州瓦(せきしゅうがわら)。島根県の石見地方で生産されている粘土瓦。津和野でも見る景観。風情あるよね。益田から9号線を35㎞程で津和野やし。

人麻呂展望広場。気持ちよさげに整備されてて眺めも良し。人はいーひん。日曜で子どもの広場は盛況やったのに。東京ドーム約10倍の広大な万葉公園。みな、かくれんぼしてはるに違いない。

益田市まちなかでランチ。ジャンキーなエビフライ3本はかなりヘビーやった。歳かなぁ。やっぱ鮮魚のポワレにすべきだったか。。。冷製スープ、デザート付きやで~。「グラントワ」って言う県の芸術文化センター内のレスト。中心市街地整備されたまちなかのデッカイ道路。駅横のホテルPから歩いたら結構エネルギー消耗して、勢いでエビフライにしちゃったんスよ。

グラントワは、「島根県立石見美術館」と「島根県立いわみ芸術劇場」の複合施設。これは5年前の写真。記録写真的なショットで確認しずらいけど、外観含め石州瓦28万枚が使われてて何か賞も取らはったらし。ランチ後、石見美のコレクション展で杉浦非水(すぎうらひすい)の万葉の花々の絵を鑑賞。明治から昭和初期に活躍した日本のグラフィックデザイナーの先駆けやて。なかなかえぇ感じやった。またどっかで出会える、やろ。帰りはホテル横の益田駅まで、バス停3つ4分程やけど、ほろ酔いで疲れ切ってたんで乗りました。バス乗る言うても大変なんやでー。2時間に1本しかないんやから。ゆっくり見る間もなくバス停まで走りましたよ。ここらの人、どーやって生活してはんのやろ。混雑で乗れへんのと、バスがこーへんのと、どっちが不幸なんかなぁ。。。

ホテルから眺める山陰本線・益田駅。駅って楽しいよね。京都から脱出できただけで、何でも楽しく思える。さらに九州への旅は続く。