2020.06.20

「京都・丹波やさいおいる」のバジル摘みスタート~竹野の里でお手伝い体験。

京丹波町竹野地区に拠点を移し地元とタイアップして、人気の特産品「京都・丹波やさいおいる」シリーズを生み出した「株式会社 京都ものがたり」のバジル畑。まだちょっと頼りなげですが、若くエネルギッシュな葉っぱからフレッシュ「バジルおいる」の仕込みも始まります。収穫はひと月ほど続くとのこと。関心のある方はお問い合わせください。

若緑につつまれた、静かで豊かな京都・丹波「竹野の里」は、住民たちによる地域運営の先駆モデル。基盤になるのが2013年に設置された「竹野活性化委員会」。「とりあえずやろかいな!」を合言葉に熱意ある人たちを中心にアクティブな動き。毎週開催の「竹野サロン」には高齢者が毎回60人ほど集う盛況ぶりだったとか。今はコロナで中止中。早く再開できるといいですね。

そして、先駆モデルへの重要ポイントが、京都ものがたりとのタイアップ。女子目線、ビジネス目線、メンバーで韓国出身の閔(みん)さんの国際的目線で、農業や起業の支援を続けてきた京都ものがたりが、竹野地区に拠点を移し、メンバーも移住して地元目線で地域づくりに参画して作り出した「京都やさいおいる」は京の食6次産業化コンテスト最優秀賞にも輝きました。リピーターも多く、地域の道の駅だけでなく京都高島屋などの協力も得て販路を拡大し、地域野菜の加工品が市場へも流通。竹野活性化委員会の「産業部会」もしっかり地域ビジネスを目指します。(京都やさいおいるの紹介はこちら)。さらに委員会には、空き家・ボランティア受け入れの取り組みもあって移住者にもきめ細かな対応。地域の暮らしサービスの中心は役場などの行政から、地区・自治区へと移行する日が近いかもしれませんね。

ITにも強い京都ものがたり。コロナ自粛中に竹野活性化委員会の会議は、とっととオンライン化。進んでるぅ。。サロン部会も産業部会もコロナ自粛で途切れることなく、日々、活発な議論が続けられているようです。(竹野活性化委員会のページはこちら

京都・丹波食彩の工房から車で少し移動してバジル畑に到着。今日の作業は、京都ものがたりの森さん、閔さん、篠原さんと、舞鶴市からお手伝いの太田さんと私の5人。朝8時から作業開始と思いきや、森さんと閔さんは早朝5時から7時まで朝一収穫済み。農作業は日の出とともにですよねぇ・・。「団体でなく小グループを対象にした収穫体験にもこれから力を入れようと思ってるんですよ。初心者が対象なので作業状況も見たいし意見も聞かせてくださいね」と篠原さん。遊びに来たよーでスイマセン。作業を期待されてなくて気が楽です、はい。。。がんばります。

閔さんがまず手順を説明。バジルの葉はツインズで出ているのでペア収穫を、とか、花が咲くと終了の合図なので「芽かき」をして不必要な芽をとってね、など。バジル摘み初めてとは言え太田さんは農作業お手伝いのベテラン。飲み込みも早く収穫作業の戦力です。

しゃがんで、小さい葉っぱをよけつつある程度の大きさの葉っぱを数ペア収穫し次へ移動する作業。ことのほか腰にきます。来週あたりにはもっと大きく生い茂って、椅子に座っての作業になるらしいけど。みなさん中腰になったり立ち上がったり姿勢をいろいろ変えながらの作業。先日亀岡で体験した京保藍の苗植えもハードやったけど、バジルの収穫もなかなか手ごわい。曇り空だったので背中がカチカチ山にならなかったことがせめてもの救い。

ふふふっ。今回は、ほんまにお手伝いしたよ、との証拠写真を撮ってもらいました。コスチュームどうです?。取材用のカメラを持ち運べるようにポケットのあるエプロンにしてみました。帽子と手袋は新しいやつを借りました。ますます体験のお客さんっぽい。そして、来週も来るしと言うてそのままいただいて帰りました。これから性根を入れて農作業のお手伝いに励まなきゃ。作業前なので笑顔。30分もしてたら腰は痛いし汗はたらたらで顔もひきつっていました。手袋してないと爪や指が黒くなるらしいけど、手袋だとジュニアな葉っぱもくっついて取れたり作業効率も悪くて、とても戦力にはなってなかったような。途中休憩で水分補給して2時間ほどで終了。今日の目標はバジル3㎏。

京都ものがたりのメンバーと京都・丹波やさいおいる。作業後の汗だくの写真を撮ったら怒られるので、こちらを掲載。女子的配慮。

ごほうびは、閔さんのランチ。新しく開発中の鷹の爪ソース、バジルソースに漬け込んだ鶏ソテー。コロナの前までは、道の駅「味夢の里」でもテイクアウト販売してたとか。そろそろ再開されるかも。そして、新玉、ネギ、豚肉入りの閔さんのチヂミ。これが楽しみで!。粉にはものすごくこだわるらしいけど、はらぺこ女子たちを前にちょっと時間短縮バージョンとのこと。いや、おいしいで~~。さらに、お手製のコチジャン?辛みそ調味料をつけます。容器を持ってきたらあげるよとのことなので、次回は帽子を忘れても、辛みそ持ち帰り容器を持参したいと思います。来週は大きくなっているかな、バジル。

京都ものがたりのHPはこちら。