2022.07.13

上高地・夏。穂高連峰と田代湿原のサギスゲ~京女のひとり旅35

恒例、夏の上高地。梅雨明け直後に、お出かけしといて良かった~。気合いを入れて、早朝3時半出発。この時期は、しばらく走ると明るなるんで気持ちいい。岐阜県側、平湯温泉の大駐車場に車を置いてバスに乗り換え、9時前には上高地・大正池に到着。

スッキリビューの焼岳。けど警戒レベル2で登山は禁止らし。煙も見えへんのに、そー言われると、ちょっと不気味。バス道も結構近くを走ってるし。想定外は勘弁してや~~。

大正池と穂高連峰。夏らしい色。持参のおにぎりを食べて、お花ウォッチングのウォーク開始。

カラマツソウ(唐松草)。お花咲き始めたとこ、感。白が・・白い。

バイカウツギ(梅花空木)かなぁ?・・ウツギの仲間で、梅の花に似ているとか。上高地のお花の本とかネットで調べるんやけど、特定できひんことも多くて。けど、調べもん作業は、ちょっと楽しい。漢字表記がわかると名前の由来もわかりやすいしね。

ヒメヘビイチゴ(姫蛇苺)・・たぶん。小さなお花は、よっこらしょ、っとしゃがんでアップでパチリ。そこそこの写真が撮れるけど、あとで見ると大きさがわからへん。

30分ほど歩いて、田代湿原、到着。今年は、サギスゲ(鷺菅)に間に合った~~。

アップ。お天気が安定して、いろんなお花が咲きそろう頃には、サギスゲは終わってたり。今回はナイスタイミング。そして、湿原からちょっと奥に入ると田代池。

いっつもおんなじスポットやなぁ、と思いつつパチリ。やっぱ、外せへん。夏のさわやか緑と澄んだ水やもん。秋には秋色。冬季閉鎖前の初冬の頃は白っぽい冬色。どの風情も魅力的で困っちゃう。

おっと、ニッコウキスゲ(日光黄菅)メっけ。上高地では群生してへんし、たまに見かけるとうれしい。

お花はまだまだ、開花準備中。今回は、とにかく緑の上高地を、たっぷり満喫。

そして、カラマツ林も緑。ここも定番スポット。緑、黄、茶、グレー、そして運が良ければ白を楽しみたいんで、いっつも、歩くのはこっち側。この日の梓川は水量少なめ。梅雨にほとんど雨降ってへんし。

11時前、緑の河童橋、到~着。数年前までは、このショット・・梓川左岸から、河童橋と穂高連峰を望む写真は撮れへんかったはず。左岸は林と岩場だったんで、みな、河童橋の上から穂高連峰を撮ってたけど、木が切られて、見晴らしが良くなって、ベンチもたくさん設置されました。良いのか悪いのかは、私には判断できひんけど。。。上高地にはたびたび来てるので、あれっ?と、土砂崩れや川の氾濫の真新しい爪あとに気づくこともあって、ともあれ自然相手やし、無事に来れて思いっきり季節の自然を楽しめたら、「今回もありがとう」です。カフェにも入らず、伊吹山同様に、持参のビスコでちょっと休憩して、お昼過ぎに上高地終了。観光じゃなくて、自然観察。いよいよ、お金落とさへん人になってます。

高山市内のスーパーのイートイン。眺めもよくとてもお気に入りのスポット。午後2時過ぎ。ちょっとビールがしたいがために、上高地からとっとと下山。とても早朝から、お疲れさ~ん、のひととき。ふふっ。アクリル板やまわりを気にして食事するより、安心でおいしい気がする。コロナ急増中やし、飛騨牛も食べ飽きたしね・・なーんてことはないか。高山市内には、お惣菜屋さんや食品スーパーが数軒あるんで、まちをちょっと歩きつつお買い物して、夜もホテルへテイクアウト。たいした金額やないけど、上高地や近くの旅の拠点に年に何度か宿泊する高山。回数で地域経済にもちょっと貢献ってとこかな。さてさて、スッキリしないお天気が続く日々。上高地にお花たっぷり咲きほこる8月頃には、夏の青空が戻ってくれると良いんだけどなぁ。