2024.04.20

宇和島→青島。四国九州へ遅めの桜旅。ランチはお魚で、編~京女のひとり旅59

混雑する桜の京都。脱出したかってんけど、お彼岸に雪降ったり晴れの日が続かへんかったりでモタモタしてるうちに、4月一気にソメイヨシノ開花。とりあえず旅へ。お気に入りした宇和島の鯛めし目指して四国へでも。ついでにフェリー乗ったらすぐ九州や、と。そこそこ連続する晴れ日見つけて宿予約&旅支度。行先決まれば早い。そう私は旅人。(12月の鯛めしブログ

愛媛県・JR宇和島駅前のワシントンヤシ通り。う~ん南国ぅ。早朝4時半過ぎに京都発で午前11時過ぎにはこの景色。ほぼ高速で約470km。お気に入りの瀬戸大橋ルート。この日の瀬戸内海はブルーな絶景。幸せ~~。さて、宇和島の鯛めし・・の予定が・・

宇和島駅近く「かどや」。長時間運転のお疲れさんにはやっぱビール、と思うと鯛めしのお櫃ご飯は量がちょっと・・。刺身3種盛、じゃこ天、真珠貝柱バター焼きで、プハ~~極楽。以前、観光案内女子におススメしてもーた店やのに、「かどや」の鯛めし、また食べ損ね。しかも日替わりランチが天丼で、刺身3種盛に載ってる炙り鯛刺しが、2切れ付いてるんを、地元のファミリーやおばぁちゃんらが食べに来てはって・・うーん、気になるぅ。次回は地元民御用達の日替わりにしよう・・決意。そんなことより、宇和島って真珠が特産やったんや。今さら・・いらんか。

宇和島城の桜。間に合った~~。12月の旅ではブログサボったし、今回こそは宇和島ブログ書かなきゃ。

2日目、JR予讃線(よさんせん)・宇和島駅のホテルPに車を置いたまま、特急・宇和海(うわかい)で大洲(おおず)へ。

おっと、アンパンマン来たー。JR四国、予讃線と土讃線(どさんせん)に走ってるやつ。乗ってへんのやけど、反対ホームに入ってきたのをパチリ。列車旅、好きやわ~。

列車からも見える大洲城。桜もちょっと見えてるけど、もはや新緑。青空でゆったり流れる肱川(ひじかわ)もブルー。大洲は映画「男はつらいよ」のロケ地やし、ツレアイともひとり旅でも何度かお出かけ。JRでは初めてやけど、2時間ほどで効率よくまちウォーク楽しんで、11時前の特急・宇和海でとっとと宇和島へ。カフェもせんと・・まだ店開いてへん。どんだけ朝型やねん。

「うわじまの料理や『有明』」。鯛めし丼小鉢付きとB。ご飯少な目言うたけど、「あっ、少ななってへん。別の人が作ったし」と持ってきはったホール女子。小鍋は別注のマッタケの土瓶蒸し。丼だけではつまみ少ないし京女がリーズナブルは恥ずかしかも・・どんなセレブやねん。結局、ご飯とスープとビールでお腹パンパン。マッタケ麩は入ってたけどマッタケは確認できんかった。ワカメとワラビと鯛も入ってたかな。春仕様の土瓶蒸しっておもろい。小鉢は魚の糀漬けっぽいけど何やろ思て、「これは何ですか」に「小鉢です」やて。料理人は別人っちゅうことで。やれやれ。

3日目は、愛媛県・八幡浜港から大分県・臼杵港へのフェリー。

八幡浜港9時40分発。2時間半ほどで九州。14000円。楽には金かかる。

・・・突然やけど、長友家のお墓。スンマセン。臼杵港から東九州自動車道経由、1時間強で宮崎県延岡市にある霊園に着。紹介したかったんは、造花の文化。この地域はどの墓も華やかな造花。少々ご無沙汰でもみすぼらしーならへんし、よろしでー。色あせんの嫌やし、12月帰省時に更新してるけど。ちなみに、昭和60年のお義父さんの葬儀は葬祭会館。こんなんあるんやーと驚いた思い出。今は普通やけど当時は自宅やお寺でやってたはず。皆、大阪や東京へ出た時代、九州はもはや年寄りばっかで葬儀できひん。案外、時代の先取りかもの思い的中。造花文化もえぇんちゃぁう? 京都・清水寺横の大谷本廟で造花が流行ったら、即、全国区間違いなしやのに・・かねがね思てます。このお墓さらにソーラーで墓の中の骨壺が快適。お義母さん付けはってん。もう10年越えやけど、今もちゃんと動いてます。

JR日豊本線・延岡駅前「津山食堂」。魚フライ定食とB。いかにも昭和な年季の入った駅前食堂へ初めて入ってみた。こういうの案外好きな京女でーす。いくつかテーブルあるけど新聞やらいろいろ積んでるって、かなりなあるある感。年配のちょっと足を引きずる女子ひとりで切り盛り。キャベツを切る音とレンジのチンは聞こえたけど、揚げもんの音はしーひんかった気がするけど。。。「今日の魚はメジナ。小鉢はメジナの漬けやで」てテーブルに置いてくれはった。。フライはパリパリ。やっぱ、年の功かなぁ。店を出て駅をひと回りしてると、リュックの気の弱わそーなおにいさんが食堂に1歩入ったものの2歩後ずさりして、結局吸い込まれるよーに入らされはった。取って食われてへんかと、ちょい心配してみた。いやほんま、旅はおもろいっス、ギャッハッハ。

4日目、東九州自動車道で、宮崎県・日南市の城下町・飫肥(おび)へ。約130km。延岡帰省のたびに足を延ばすコース。

飫肥城の大手門。うーん、新緑。

カメラを引くと、桜の花びら、ハラハラハラハラ、散りさかん。ちょっと遅かりし。しょうがない、ここは南国。石垣や白壁が情緒たっぷりな飫肥は重要伝統的建造物群保存地区。本丸には飫肥杉だけ。いずれ紹介したいとこ。ここも「寅さん」やしね。しぐれ天気やったし、グレーの日南海岸通り過ぎて、気になってた宮崎市の宮崎県立美術館コレクション展を初見して時間調整してから、日南海岸リターンマッチ青島(あおしま)へ。すっかり青空の青島。よしよし。

宮崎県・青島、磯料理「網元」。 おぉ~どれもデッカい。海鮮丼とエビフライとB。押しは網元御前や伊勢えび御前やらで結構えぇ値段。さすが観光メッカ価格。値段はえぇねんけど、食い切れん量が出てくると食欲が失せるんやなー。と言うことで、これは今回のトップ写真にはなれませんでした。土曜やしサーファーやファミリーもよーさん。ここら辺の人、京都来はったら飲食店はぼったくりやろ。

ザ・青島、な「鬼の洗濯板」とブルーシー。さっそくFacebookに投稿。いっつもは延岡に連泊して、飫肥城~日南海岸フェニックスロードを日帰りすんねんけど、今回は久しぶりに青島泊。ほんま晴れて良かったっス。持ってるなぁ。。。思たけど、初夏の日差しでビール後のウォークはしんどーて山の手にあるホテルまでたどり着くのがやっとでした。

5日目、東九州自動車道で、再度、延岡へ。一昨日は空いてへんかったお気に入りホテルにリベンジ泊。その前に高千穂へ。海のイメージ宮崎県やけど、私は山が好き。日本はどこもそーやけど、ほぼ山。新緑シーズンの九州中央山地は特にうっとり見惚れる。(高千穂ブログ

宮崎県・高千穂、国見ケ丘。うれしっ、桜に遭遇。日本神話でニニギノミコトが見る大パノラマに、八重桜。

ダイブしたい気分。ちょっと危ない・・大丈夫。まだ飲んでへん。反対の西側には熊本県・阿蘇五山がくっきり見えてる。やっぱ、恒例、5月にも九州来ようかなぁ。阿蘇の新緑やキリシマつつじが、私を呼んでいるに違いない。

JR延岡駅近く「ジョイフル」。天丼とB。お魚メニューはこれオンリーにて。値段も中身も前日の青島の豪華版と足して2で割る感じ。四国九州へ遅めの桜旅、ランチ編、おつきあいありがとうございました。12月の九州旅でお肉ばっかしランチ紹介したら、いっつもお世話になってる松井さんに、食べれるもんがない・・言われたんで、今回はお魚に特化してみました。けどお魚って、食べへんよーになったんやなー、と実感。ちょっと悲しい。

ちなみに、翌日はフェリー復路、臼杵から愛媛の八幡浜港してんけど、お昼ごろ着やったし高速パーキングの車内で柿の葉寿司3つがランチ。よーさん食べたら眠なる。さらに早朝やないし470km一気にはムリなんで、お気に入りの岡山県児島で泊してから翌日京都へ向かいました。最後に、ホテルからの春のせとうちビュー。お天気下り坂が惜しいけど、ここまでがんばってくれたお天気さんには、感謝です。