2021.04.08

京都、金閣寺はどうでしょう。。~ひとり静かにお散歩

キレイな写真が撮れました。京都市北区、世界文化遺産の金閣寺。何十年ぶりやろ。

京都ひとり静かにお散歩シリーズ。3月中旬、開花宣言が出されると桜スポットは人出が危ない。そーだ、こういう時こそ桜以外へGO、ということで金閣寺。

すっきり青空に、金箔が光り輝いて、池に写る姿もそこそこええ感じ、たぶん、よーわからへんけど。ってか、金閣寺って地元民が観光したり親しんだりするスポットやないんで日頃から気にもしてへんし、何をどう見たらええのか、ちょっと戸惑い気味。丹後出身の私は小学校の修学旅行と、京都に移り住んだ頃に一回は行っとかなアカンやろとツレアイと京都めぐりをして以来。で、このところずーっと外国人だらけの観光バブルで市バスやら乗れたもんやなかったけど、コロナ禍でガラガラ。今こそ京都をお勉強。

正式名は鹿苑寺(ろくおんじ)。臨済宗(りんざいしゅう)。京都市上京区にある相国寺(しょうこくじ)の塔頭(たっちゅう)。1397年に足利義満(あしかがよしみつ)が建立。通称の「金閣」はお釈迦さんのお骨をまつった舎利殿(しゃりでん)のこと。二層と三層は漆の上から純金の箔を貼ってるんですって。屋根は椹(さわら)の木の薄い板を何枚も重ねたこけら葺きだと説明されてます。

屋上の鳳凰(ほうおう)像もキラキラ。舎利殿の写真ばっかですんません。境内をひととおり回ったんやけど、今日の成果は青空に映える金ぴかの舎利殿と、池のこっちから眺めるんで少々混雑してても人が写らずに上手に写真とれるんやなぁ、ということ。400円やったし紅葉や雪景色も気が向いたら来てみようかな。

「陸舟(りくしゅう)の松」。足利義満の手植えと伝えられる松で京都三松の一つとか。ちょっとカタチが良かったので撮ってみました。

出口近くのお休み処。お菓子は、こしあん+和三盆+大徳寺納豆の「金閣」で500円。お客さんちょこちょこ来はるけど、お外やしそれなりに間隔もあいてるので、安心してほっこりできました。

ところで、金閣寺と言えば炎上。ちょっとググってみると、国宝だった舎利殿「金閣」が炎上したのは1950年。学僧の放火で全焼(金閣寺放火事件)し、学僧は寺の裏山で自殺を図ったものの一命を取り留めた。が、事情聴取のために京都に呼ばれた母親は帰り道の保津峡で投身自殺。この事件は三島由紀夫の小説『金閣寺』や、水上勉の小説『五番町夕霧楼』・『金閣炎上』の題材にもなっている。で、この事件にいち早く取材に駆け付けたのは、産経新聞京都支局の福田定一(後の作家・司馬遼太郎)記者、であった、とか。へぇ~~。さてさて、相国寺、大徳寺、五番町・・さらに京都ウロウロが楽しみになってきた。