2022.12.22

京都・西本願寺の大イチョウから東寺へ。早朝、世界遺産の門前紅葉ウォーク

京都市南区・東寺(とうじ)の名残のもみじ。早朝、門前の紅葉ウォーク第3弾は、世界遺産コース。朝6時過ぎに自宅を発して、まずは七条堀川の通称・西本願寺(にしほんがんじ)へ。

堀川通の東側から、御影堂門(ごえいどうもん)をパチリ。大きなイチョウが見えてるね。右側の大きな案内板には、来年2023年は宗祖・親鸞聖人(しんらんしょうにん)の誕生850年と浄土真宗の開宗800年で、その慶讃法要が春にありますよ、との告知。もちろん烏丸通(からすまどおり)に面した東本願寺にも、そして全国の浄土真宗系のお寺でも、告知板よく見かけます。節目の年らしい。西本願寺と東本願寺の確執は以前のブログをご参照。

ちなみに、西本願寺の総門は、堀川通をはさんで西側。七条通北の正面通(しょうめんどおり)に建ってるやつ。堀川通拡張の際にこーなったらし。ちなみにちなみに、正面通は、西本願寺の正面ではなくて、もっと東の京都国立博物館の北側、東大路通手前の大和大路通(やまとおおじどおり)にかつて豊臣秀吉はんが立てはった、デッカイデッカイ「京の大仏」殿の正面。大仏殿は焼失してしまってて、今は豊国神社(とよくにじんじゃ)で秀吉はん祀ってはります。。。朝からカルチャー多すぎやん。

開門は朝5時半の西本願寺。おぉ~~、大イチョウ、デカ!まだ見頃じゃん。国宝の御影堂(ごえいどう)の前に鎮座。横に広がるイチョウやて。迫力あるなぁ。

堀川通から見えてたイチョウも大きい。散りイチョウ。世界遺産の西本願寺。御影堂の隣の阿弥陀堂も国宝で、境内は自由に参拝可。休憩所、トイレ完備。太っ腹です。合掌。

ウォーク再開。七条通を西へ大宮通を南下。右手に梅小路公園の看板を見つつさらに先へ。大宮通は、車道はJRの在来線を陸橋で超えてからすぐに新幹線の高架下をくぐるアップダウンの道。歩道はどちらも線路の下でいきなり石段があらわれる。途中交差する細い道からは車や自転車が急に出てくるし、ともかく、ぼーっと歩かないことが重要なゾーン。八条通・・京都の通り的にはマイナーやけど、商店街担当をしてた府庁時代、八条通のお店のご高齢店主が、「昔は八条通も北側にお店が並んでたけど、新幹線開通で北側が切り取られてしまったんや」と教えてもーて、以来、ちょっと寂しい気持ちで新幹線の高架を見上げる八条通・・の交差点を渡ると、世界遺産・東寺に着。

国宝の五重塔と紅葉。

11月下旬、紅葉も終盤やけど、水面に映る景色もなかなかえぇ感じやん。12月初旬までやってはったライトアップも幻想的やったし、知らんけど(笑)・・いやいや、ほんま、テレビで見ました。さらに拝観入り口あたりまで行くと・・

紅葉の景色的にはバッチシ。東寺も朝5時の開門から境内へ入れます。さすが弘法さん・弘法大師(こうぼうたいし)。拝観料が要るんは、右側にちらっと見えてる国宝・金堂(こんどう)や重文・講堂(こうどう)などの囲われたゾーン。けど、拝観の価値、ものスゴあり。国宝の仏像がゴロゴロ。五重塔の内部もときどき特別公開。冬枯れで人がいーひんよーになったら、また拝観しよと思てます。

帰り梅小路公園に立ち寄ると、洛南高校かな、の生徒たちが朝活、走ってました。そしてその向こうの方には走る電車。写真小そーて見えへんかもやけど、上に新幹線、下の白っぽいのが嵯峨野線。亀岡や園部に通勤してるときは、JR電車内から公園のベンチに座るお年寄りを見てたので、線路近くのベンチには恥ずかしくてよー座りません。あしからず。