2026.08.29

京都府伊根町、新井の棚田。日本海と青空、稲穂がみのる。

えぇねぇ~。伊根町新井(にい)の棚田。

ブルーな空と海に黄緑が映える。幸せ~な景色。一見さんでは来られへんかも。地元の観光情報にはあらへん。伊根町の北東、新井地区。江戸期以前から漁業と農業の半農半漁が続いた地域。山の斜面に広がるいわゆる「千枚田」。手作業の昔は無数の小さな田んぼが空と海の青さに映えて、それはそれは美しい眺めやったらし。ほ場整備されて今のカタチ。それでも美しい。

見ほれてまう。京都府庁の地域振興時代に訪れたのが最初。もーすっかり忘れてたら、兄貴に行ってみるかと言われて。。そう、今回はナビと運転手さんつき。遅ればせのお墓まいり。ランチをゴチなろと京都から丹後への途中、宮津由良の奈具海岸(なぐのかいがん)の晴天の海ブルーに魅了されて、ランチ食ってる場合やない。どっかえぇとこ連れてってーやと兄貴に。楽チンっス。(ちなみに、他人には昔っからアニキって言うてます。二にアクセント。カタカナで呼んでるつもりやけどヤンチャ感あるんで兄貴表記。またナビ運転手してもらわんなんし。)

新井の漁港。小じんまりした浦。ぐんじょう色の海がえぇねぇ。ここで獲れるお魚おいしそー。このあたり断崖絶壁のリアス式海岸が連続。景観はステキやけど港はそないに大きない。バケツ持って「浜買い」方式で市場に出回らへん。下まで降りてみたら地元水産会社の従業員さんらがいはった。「そーいえば定置網引きしたことあるなー。隣の港が泊(とまり)で伊根の端っこのが蒲入(かまにゅう)」と兄貴。廃校なってるけど伊根の朝妻(あさづま)小学校に赴任してたことあるんですよ。「日置(ひおき)小学校以外はぜーんぶ廃校なったなぁ」生活目線ナビ。京都府庁ОBにも刺さります。行政兄妹。丹後ちりめん賃機(ちんばた)の親は不安定でキツかったんやろなぁ。「お互いトラブルなく公務員終えて良かったねぇ」ねぎらいあったりして。ハラスメントだらけの昨今。何がひっかかるかわからへん時代。

新井崎神社(にいざきじんじゃ)。徐福(じょふく)さんゆかりてあったしのぞいてみる。徐福でまちおこししたい、って男子が府庁来はったこと思い出した。2200余年の昔、秦(しん)の始皇帝の命で不老不死の薬草を追い求めた徐福。 辿り着いた伊根町の新井崎に住み着き、医薬・天文や占い、漁業や農耕を教え、里人たちは彼を慕い、死後は産土神(うぶすながみ)として祀った、とさ。

フムフム。

秦の国に思いをはせて。

案内にそって進むと・・

徐福さん上陸しはったハコ岩。黒一色の奇岩が神社を取りまく風景、神社から真東に見える徐福の思想を表現した冠島(かんむりじま)と沓島(くつしま)の2島のながめは壮大、と府観光連盟HP解説。壮大ってほどには見えてへん。別の解説をググると、仙人になるための一つの方法で、死を偽装し、自らの「冠」や「沓(くつ)」を地上に残して天に昇ることからのネーミング。つまり二つの島は仙人が旅立った跡を表してる・・初聞き。ともあれ、冠島は舞鶴市の若狭湾内にあって、西日本最大のオオミズナギドリの繁殖地として、島全体が国の天然記念物に指定・・は丹後人の常識。今日もちゃんと見えるやん、確認できたら安心する。

経文岩(きょうもんいわ)。まったくの伝説ですの案内板。仏教伝来と時代が合わへんらし。ロマンと思えば。

道の駅・伊根からの眺め。左に舟屋群。定番の景色やけど、ナイス。

伊根のまちの生活道路。狭いとこもあって、路線バスの前には誘導車が走ってた。出会うと、あちゃ~言うたりして、と昔懐古。向井酒造のあたりは人だかり。

青島をバックに観光船が行きかう・・って、賑わってるねぇ。いっつもそないによーさん船出てたっけ。そー言えば路線バスも2台団子で走ってる。都会やあるまいし、行き先一つで1時間に1本程度のはずやのに不思議。。。あっ、乗りきれんし増発してんのか。ターミナルの宮津駅あたりからは距離もマジ長い。高齢者ばっかやろに税金取られる地元民が立ったまま乗車とかありえへん。オーバーツーリズム、えらいことなってんねやー。

宮津市波見(はみ)あたり。伊根の手前。丹後半島一周でもしようか、と出かけたけど、外海へ出ると右手にはずーっとブルーな海岸が続いて、運転手さんいはるし気軽に、ちょっとここらで止めて、言うてたらちっとも進まへん。伊根町でさえ最後まで行きついてないけど、折り返すことにしました。

実家のある与謝野町岩滝のシーサイド。向こうに見えてるヨコ線が天橋立。岩滝は内海・阿蘇海に面してる。幼少の頃の浜近くは、ごちゃごちゃしてた記憶。私が京都に出てから埋め立てられてキレイになった。

ランチは宮津市漁師町「ととまーと」・レストラン漁連。

海鮮丼とビール。カレー焼きそばは兄貴の分。一人やとビールなしかホテルに車置いてからバスで来んとアカン。もち運転手さんにはアルコールはありません。スンマヘン。。私は初めてでよーわからんかったけど、食べ終えた後に隣ブースの店見たら「地魚の海鮮丼」があって、確かに、地魚っぽい白を基調の丼やった。赤って丹後にはないはずで・・・漁連・・。いつでも案内してやるぞ、と兄貴からありがたいお言葉をいただいたので次回に期待、しましょう。