2021.01.15

糀×お豆腐の料理講習会・第2弾。久美浜特産の牡蠣もゴロゴロ~京丹後久美浜・みんなのふる里

「牡蠣とじゃがいものチーズ焼き」。メイン素材は久美浜特産の牡蠣。観光漁業の振興に携わる地域おこし協力隊・吉田さん、大口注文が入ったと、牡蠣だけ置いて帰らはったので詳しい説明が聞けんかってちょっと残念やけど、ものすご大粒の牡蠣にびっくり。

牡蠣に塩を振って水洗いした後、塩糀に漬け込んで。

出来上がりはこちら。牡蠣に隠れて見えへんかったけど、じゃがいもとピーマンが敷いてあります。

無農薬・無化学肥料の久美浜産米の「米糀」。地域特産としてアピールにつとめる「みんなのふる里」が主催する、糀の料理講習会の第2弾。コロナ自粛期間に入ってしまったけど、行政の支援を受けた地域振興の取り組みを進めていきたい、との安井岩夫代表の決意を応援。

講師は前回同様、福知山市みわのお豆腐屋さん・松井惠子さん。当日の参加は広げずに前回参加の方々4人と講師やらの全7人。講習会の様子を発信することで、今後につなげよう、との手法で、みんな真剣に講師に注目。このブログもお役に立てるかしら。

2品目は「牡蠣とじゃがいもの豆乳シチュー」。ここで、松井豆腐店の濃厚豆乳の登場!。ほんまに濃厚です。(火にかけてちょっと目を離すとお豆腐になってます・・なーんてことはないけど、にがりを入れるとお豆腐が出来あがるそのままの豆乳なので濃い濃い。湯葉のまくが張ったり焦げ付いたりはホンマです)。できあがりをみんなめいめいに試食しつつ、大声を出さないようにボソボソっと意見や質問もやりとり。

シチューの作り方も至ってシンプル。こちらも牡蠣ゴロゴロ。コンソメやらのスープの素を入れて、じゃがいも、ニンジンを柔らかくなるまで煮てから、チンゲン菜(青物)と、塩糀に漬け込んだ後に別鍋で蒸し煮した牡蠣を投入。ここでホワイトシチューのルーならぬ「豆乳」を入れて塩コショウで味を調えるだけ。塩糀が効いてるよーならコショウ調整だけでもOK。最後に混ぜ合わせたバターと小麦粉でとろみづけ。「あっさりしてて食べやすい」「豆乳シチューえぇねぇ、やってみよう」と好評。

レシピはこちら。「松井さんの料理は家庭で手軽に作れそーなところが、とてもいいんですよ。料理専門家にお願いすると、プライドもあるのか、どこかしら難しい材料や調味料が使われるでしょ。それにお豆腐や豆乳はからだにもやさしいので、なんかえぇですよね」と安井代表。私もまったく同感です。ただし、松井さんは朝4時起きしてお豆腐仕込みをしてから、家族の食事、みわの夕焼けマーケットの店番、なおかつ、京都府商工会女性部連合会長、京都府ナントカ委員会などの委員もこなすアクティブさで、料理も説明しながらちゃっちゃと次の作業へ。手軽に作れそーかどうかは・・よければチャレンジを。

と言うてるまに、急遽、追加の一品が出来上がりました。私も大好き「豆乳パン」。みわマーケットで時々食べさせてもらってます。「シチューにパンが合うかなと思って。このパン簡単やし」と松井さん。

強力粉に豆乳を混ぜてコネコネしたら、発酵させずに成形。玉子は使いません。

先っちょにちょっと切り込みを入れて、オーブンで20分ほど焼きます。「朝食にいいですよ。パン買い忘れた時とか。すぐできるし。」4時起きの松井さんの時計は私たちとは全然違いますが。。けど、あっさりしていてどんなおかずにも合う豆乳パンです。レシピの需要、ありますか? あるならば、また、聞いときます。ちなみに参加者はみんな必死でメモってはりました。

それにしても、こういう地域振興系の補助事業って、コロナ禍やコロナ自粛下で、みんなどうしてはるんやろねぇ。イベントとかも結構多かったよーに思うんやけど。ビジネスもそうやけど、まちづくりも、今までどおりの考え方ややり方では、きっともうアカンのやろね。ちょっと真剣に考えんといかんですねぇ。

最後に、かわいい写真。久美浜・稲葉本家のひなまつり。

参加の篠田淳子さんが、「竹のひな人形を展示販売してるんです。私たちが作ったんですよ。毎年、各地区の女性が心を込めて作ってまーす」と。この日は行けなかったので写真を送ってもらいました。4月4日(日)まで開催されてるんですって。可能ならば、また、久美浜へお出かけしたいと思います。楽しみ!