2019.12.23

起業を目指す女子たちの、お茶目な交流会「起業のおやつ」参加しました!

師も走る12月の日曜日、亀岡市のガレリア亀岡に、熱い思いの女子たちが集まりました。経営応援コーディネーター八木真澄さんが代表を務める、オフィス花咲かプロジェクト主催のセミナー&交流会「起業のおやつ」。3回目の開催とのことで、府庁退職して起業を目指す私も初めて参加させてもらいました。

地域力ビジネス課でとてもお世話になった八木さんは、商工会・商工会議所に勤務経験のある経営支援のプロフェッショナル。加えて並外れた行動力で人と人とのつながりづくりもプロフェッショナル。ビジネス支援には珍しい逸材。この日も、そんな八木さんのつながりから、亀岡南丹エリアだけでなく、北は京丹後久美浜から綾部市、京都市、長岡京市、向日市など府内各地から集合。地域力ビジネス時代からのつながりで私も何人か見知ったお顔。がんばる女子たちに出会えて、うれしい!

まずはじめに、八木さんから、あいさつと起業に関して、人、物、お金など様々な面で押さえておくべきポイントの説明。ちょっと風邪気味だったようで、日頃のダジャレ好きおやじトークも挟まずマスクも外せず真面目な説明でしたが(・・・これ普通だっけ?)、初歩的第一歩の踏み出し方をとてもわかりやすく説明。

ゲストトークは、ローフードラボの今西住恵さん。自身の乳がん経験をきっかけに出会ったローフード。苦しい治療でふさぎ込む日々を送るより、食を変えて明るく前向きに生きようと決意。10年ほど前、仕事をしながら週末にローフード料理教室の開催からスタート。そして2017年にはローフードラボとして起業に成功。

「ローフードは、加熱せずに生で食べる食。加熱で破壊されずに食材本来の栄養素を取り入れられます。お肉は使いません。植物性のもので作ります。今はビーガンとかいろいろな食の認知度が高まっていますが、アメリカ発祥のローフードはもともと治療食で、10年前当時、日本に入ってきた頃はマズかったです。それなら、おいしいローフードづくりをやってみようと研究を始めました」と今西さん。

起業に結び付いたポイントとして、まず、スタート時から365日毎日ブログで情報や思いを発信。Facebookやインスタと違って、ブログは記事が蓄積されていく利点があり古い記事にレスがつくこともあるとか。これは私も参考にしよっと。。そして発信に際し、写真は特に重要であること。見栄え良くするためにテーブルコーディネイトを学んだりパンフレットも自分で作成。

集客に関しては、料理教室イベントの開催は1~2か月前に余裕をもって調整し告知しないと集客できないよ。っと、これは私も頭が痛いっ。そして料金は、低ければいいというものでなく高くても参加したい人もいて、要は料金によって客層が変わるので、自分のスタンスに合う客層を見つけることが重要とのこと。補助金なども可能であれば利用してみてはどうかとか、具体的なお話をいろいろいただきました。

ローフード料理教室は、北海道から沖縄、台湾からも受講申し込みがあるほどの人気ぶり。この日の参加者にも、がん経験者がいらっしゃいましたが、糖質制限など食への関心がとても高い昨今、「からだは食べたものでできる」と言われるように食と健康は人間や生物の永遠のテーマなんですね。

試食タイム。右側が、ローフードスイーツ。左は、参加者の京丹後市きくちゃんファーム提供、生きくらげが上にのったきくらげ入りのわらび餅。フムフム。。

最後は自己紹介タイム。起業したての方から20年以上事業を継続している方、ボランティア的な活動から起業を目指したい方などなど、それぞれに頑張る女子たち。日々多忙な中、異業種や他地域の方々と交流ができて、みなさんうれしそう。終了後、会場の外でも名刺交換されてました。地域活動や小さな地域ビジネスを応援する「地域の風・京都」にも、ちょこちょこご相談いただき、また、改めて八木さんと一緒に現地訪問させてもらいたいと思います。楽しく有意義な交流会に感謝です!