2022.10.09

2022 霧が育てる「保津そば」ー満開のそばの花&草引き&保津そば試食会~京都亀岡

ナイス!そばのお花、満開。10月やし、てっきり終わってると思てたのに、うれしい誤算。

日頃の行いが、えぇんやなぁ・・・私って。。。亀山城の一部を移転させた亀岡市指定有形文化財の「保津町第五区会議所」をバックに、パチリ。亀岡市の広報に提供しようかしら。

お花、アッ~プ!

一株だけ、赤いそば、のお花。突然変異らし。

「2022 霧が育てる保津そば九十日の旅」と題した全5回シリーズの講座。畑の総合管理・キーパーソンは、保津川こなこな研究所・中野恵二さん。小麦とそばの二毛作のこの畑、去年からの参加やけど、何回もおじゃまして、もうすっかり、おなじみさんです。

今回は、草引き&野菜のかき揚げ&保津そば試食会。初回9月の種まき講座には参加できひんかったし、今日は万難を排して参加。草引きが得意なんもあるけど・・まさかっ、へへっ・・保津そばの試食と秋の味覚がダブルで堪能できる回、なんですよ。加えて、満開のお花畑にも遭遇できたなんて、幸せがトリプルぅ~~。そばの大先生・西村文夫さんが、今日の作業の説明やらをしてくれはるけど、写真撮影イベントみたいなフォルムで説得力に欠ける・・って、そーいう問題やない、ね。草引き、がんばります、はい。

「畝(うね)の間の雑草を、鍬(くわ)で断ち切るよーにしたらえぇよ」と、サンガサポーター、紫Tの岡本さんから伝授。少々恥ずかしいけど、鍬使うのほぼ初。丹後の田舎の出ぇやのに、どやさー、やねぇ。「ちょっとくらい、そばを断ち切ってもえぇで」と西村さんも言うてはったし、なんとか2列ほどがんばりました。上出来。

地元のお料理サークル「クック保津」の会長・岸谷(きしや)清子さん。ほづの野草摘み散歩かとおもたら、岸谷さんちの畑に到着。「お野菜、採ってくれはったらえぇよ。ランチのかき揚げにする分は、朝採ったし、持ち帰り用にしはったら。キクナは先っちょの方をちょっとつまんで採るんやで。ナスや万願寺も、なってるの、みな採ってくれてもえぇし」と太っ腹。ビニール袋を取りに車まで走りました。

ビニール袋を渡すと、加茂ナス、水ナス、長ナスの3種類のナスを収穫して笑顔の村上さん。

畑の支柱にからんだツルには、ムカゴまで実ってて、あら、うれし。

お土産たっぷり収穫。みんなで、わけわけ。

「クックほづ」メンバーさんら中心に、秋野菜の天ぷら開始。

炊事場では、出張そば打ち職人・西村さんによる、そば講座。

保津そば、湯がきたてです。私もお手伝いして、去年に収穫したやつ。うまそっ。

総合的には、こんなに贅沢なランチになりました。イチジク・さつまいも・なす・キクナ・よもぎの天ぷら&ムカゴの唐揚げ。そば豆腐、そば饅頭、ゴーヤの佃煮、芋ツルの佃煮。「ちょっと、食べてみて~」と出されたものたち。とまぁ、秋たけなわのこの回は、こんな幸せに出会えます。お腹、パンパン。

みんなで試食会。中野さん(左から3人目)に感謝感謝。食い逃げにならんよーに、次回の収穫にも参加予定。帰りみち、保津川河川敷の駐車場には車がいっぱい。この日は京都サンガF.C.の公式戦。そばランチもそこそこに岡本さんもスタジアムへGO。保津大橋をゾロゾロとわたる紫Tの人たち。サンガ、ガンバ!・・がんばってねと言う意味です・・と静かに応援。楽しい秋の日、でした。