2019.12.09

京都・東九条コミカフェ「ほっこり」のダンディなおもてなし~タジン鍋を堪能

「平均年齢73歳のトリオで~す」と代表の小林さん(写真左)たち男子3人がカメラの前に立ってくださいました。真ん中が一番年長の朴(パク)さん、そして右端が藤さん。京都駅からほど近い東九条地域のコミュニティカフェ「ほっこり」の屋台骨兼スタッフのお3人です。ほのぼの笑顔がステキな写真!気さくなおもてなしのカフェで、まさに「ほっこり」な居場所です。

毎月第2日曜日に開催されている「4・3・2・市(よんさんにいいち)」の日、コミュニティカフェほっこりと、近所のワークス作業所、そして京都ちーびず推進員・堤明日香さんの合同イベントに久しぶりにおじゃましました。お目当ては特別ランチ、香辛料をかけてお肉と野菜を煮込むモロッコの家庭料理「タジン鍋」。

とんがり帽子のような形の蓋をあけると、香辛料のおいしそうな香りが湯気とともに立ち昇ります。

ミンチ牛肉とじゃがいも、にんじん、玉ねぎなどのお野菜が香辛料で煮込まれて食欲をそそる香り・・ほんとうのお目当ては・・香辛料にきっとビールがマッチするはず、と昼間からグビッ。期待を裏切らないジョイントで日曜の午後が一気に楽しくなりました。このタジン鍋は近所在住のモロッコから来られたお母さん作の本格バージョン。今年の2月、私の府庁時代に主催した「ちーびず応援カフェinほっこり」に参加されて以来、お母さんとカフェほっこりがつながり、今日のランチに至ったもの。意見交換がカタチになるなんてすばらしい!このタジン鍋なかなか好評でビールの売り上げにも貢献したとか。右側にひとかけ見えているのはさつまいものケーキ。ワークス作業所に通うお菓子作り大好き女子からの試食品。さつまいもがゴロっと入ったしっとりケーキ、私もしっかりいただきました。

外では、恒例、山城地域のちーびず推進員・堤さんによるマルシェ。新鮮な山城野菜は売れ行き好調。スタッフ男子の朴さん「日の菜、甘酢漬けにしたらおいしいねん。なかなか売ってなしい、買うていこ」って、さすがカフェスタッフ。思わず「どうやって作るんですか?」と朴さんに聞きつつ私もゲット。春菊も生でもどうぞと。京都市内のスーパーではなかなか出会えない新鮮さでレシピ付き。カフェの常連女子「お正月野菜言うても、まだ間があるやん、また売りに来てくれるん」との声をうけ「年内にもう一回来ますよ。また、買いに来てくださいね」と、堤さん。マルシェも徐々に定着しリピーターも増えつつあります。継続は力ですね。

タジン鍋ランチで一休みの堤さん、おいしい笑顔をパチリ。京都フードマイスターでもある堤さんは、新鮮野菜だけでなくそれらを使った加工品、山城地域だけでなく丹後のお塩など、ちーびず推進で出会った製品や知り合った人たちなど、作り手の想いを伝えつつアピールするために京都府内を動き回るアクティブ女子です。ビールに走ったために食べなかった私のパンは堤さんに差し上げました。この笑顔はパンダブルの喜びでしょうか。。。堤さんごくろうさんです!

山城新鮮野菜の年内マルシェは12月26日木曜、15時~18時、「お正月野菜中心に持っていきま~す」とのです。

コミュニティカフェほっこりでは、「ほっこり読書会」12月12日木曜14時半~、「ほっこり歳末ライブコンサート」12月28日土曜18時~、その他、毎週水曜はほっこり囲碁将棋倶楽部の日、スマホ・パソコン相談会は第1・第3金曜などイベントもいろいろ。

前後しましたが、コミュニティカフェほっこりの本体は日曜以外の毎日営業。15時~21時まで(土曜はお昼の12時開始になることが時々あります、とのこと)一応、アルコールは17時~ですって。最近、ダンディ男子スタッフに加えて女子スタッフも加わったとか。今後の展開も楽しみです。

観光客でごった返して、平日でもカフェや食事処が混雑しまくっている京都駅周辺。近くに来られたら、少しだけ足を延ばして、東九条地域のコミュニティカフェほっこりを訪れてみませんか。ちょっと昭和な雰囲気の中に新しい出会いもきっとあると思います。

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