2019.07.04

日本海と城下町のおもかげが残る、京丹後久美浜がスゴイ!

京都丹後鉄道(丹鉄)久美浜駅に朝10時過ぎの待ち合わせ。京都駅からだと、山陰本線で兵庫県のJR豊岡駅から乗り換えて15分で到着。遠いようで便利。ワイルドな日本海と「神の箱庭」と言われる久美浜湾を囲む景色を楽しむことができます。

迎えてくださったのは安井岩夫さん。ちーびずカタログでも紹介していますが、友重地区のコミュニティ食堂を拠点に、地域の人たちといっしょに農産加工品を作ったりお弁当の配達サービスをする「みんなのふる里」事業を展開中。

そして建設業屋さんでもある安井さん。久美浜のまちなかで「豪商稲葉本家(ごうしょういなばほんけ)」を中心に街なみ整備を進められている方々から、空き店舗活用の協力を依頼され、久美谷川のほとり、築100年ほどの建物を、川が望めるとても雰囲気あるカフェに整備して再生。

カフェは、みんなのふる里でつくられる糀(こうじ)とタイアップする「糀マルシェ」。運営されるのは糀の専門家女子・余根田沙織さんですが、この日は残念ながら不在。

「紀元前から美しい久美浜湾に沿って育まれた地域。その力が絶えることなく息づいていたのだと思います。まちの中心に位置するこの場所にめぐり合えて、まちづくりの一員にも加えていただけて、とても感謝しています」と安井さん。久美浜一区の自治振興会やNPOや行政の方々が取り組まれている移住のプロジェクトに、これからも協力していきたいとのことでした。

店内に置かれていた糀製品やドリンクメニュー、とても気になります。近々お邪魔することとしましょう。