2022.08.23

「保津・むらカフェ夢会議」ちょっと覗いてみました~京都亀岡

亀岡保津地域で、空き家となった店舗付住宅。そこを活用して、「空き家対策、移住促進、保津の発信など、地域の課題解決の一助を担うための場所づくり」を考えるプロジェクト、「保津・むらカフェプロジェクト」のスタートアップ会議に、オジャマしてみました。

空きとなった店舗付住宅。旧保津川屋酒店。

目の前には、畑の景観が広がって、ほっこりできそーな場所。プロジェクトの代表は、保津地域のキーマン、こなこな研究所の中野恵二さん。と言うのも、今回の取り組みは、昨年の12月、中野さん主催の~20年後の保津を考えよう~と題したワークショップとタイアップ開催されてた「悪だくみ会議」が格上げされたもの。本腰を据えてやってみよー、と、プロジェクト化しはったんやて。(悪だくみ会議が頭出しされた昨年のブログ)

前回の空き家状態を見たとき、ここ使えるよーになるんやろか、と正直思たけど、修繕・掃除も進み、新品透明ガラスの窓越し保津ビューにちょっと感動。今回の本格始動に際しては、京都中央古民家再生協会の支援を得て、この日の午後からは「みんなでDIYしよう」ワークショップで、天井のペンキ塗りみたい。加えて、京都府の「学生×地域つながる未来プロジェクト」で、大学生の地域活動体験のフィールドに採択されてて、女子学生5人が登録とか。さすが中野さん、行政やらとの連携も抜かりない。この日は、学生2人、地元の方、中野ネットワークなど20名弱が参加。保津地域がお気に入りし、ここの住居部分に移り住まれるご夫婦の奥様も参加でした。

写真右が中野さん。真ん中が、空き家のオーナー・王(オウ)さん。「地元第一、まずは、地域の交流や発信の拠点になるよーな展開をしていきたい」と。

地元には、上のチラシが回覧板で回ってたらしけど、地元の方々は、まだまだ様子見の状態とか。私も、京都府庁で長年地域づくり応援担当してたけど、地元の人が主体、ってくらいから始めんと、なかなか大変やねぇー。よその成功例を眺めて、「まちづくりは、よそ者、若者・・」なんて言うたり、それは違う、なんて人もいるし。ともあれ、チャレンジ!。せっかくやし、学生主体でガンバ、ってとこかな。

中野さんの「こなこな研究所」プレゼンツ、「みんなで食べよう!こなもんランチ」。亀岡の無農薬小麦粉とカボチャなどを使用した、モンゴル風おやき、です。

料理協力は、京都先端科学大学、健康医療学部 健康スポーツ学科、原 篤樹さん(写真中央)。JICA 青年海外協力隊 で、2年程モンゴルにいはったとか。現在、亀岡の「へき亭」で修行中(?)らし。スパイスもきいてたり、なかなかにおいしくいただきました。小麦が「保津小麦」ではなかったんが、ちょっと残念かと。収穫もちょこっとお手伝いしたんですよ~。次回は保津小麦も食べてみたいなぁ。