2020.07.19

のきさき茶話会からコラボ。久美浜産・無添加の糀、丹波みわ夕焼けマーケットで販売。

築100年以上の商家をリノベーションして久美浜への移住促進に取り組む安井岩夫さん。6月に開催した福知山市みわ夕焼けマーケットの「のきさき茶話会」に参加してくださった際、「ぜひ久美浜ともコラボを」とのアプローチ。さっそく、丹波みわ活性化協議会の松井恵子さんをご案内しました。

のきさき茶話会の写真、左が安井さん、右が松井さん。茶話会では松井さん手づくりの豆乳パンを食べながら厳しい豆腐屋家業の話題で盛り上がってたけれど、この日は手ぶらで訪問したところ「あーっ、お豆腐注文しとくの忘れた~」と安井さん。実は毎日欠かさずお豆腐を食べる人らしく、先日食べた松井豆腐をとてもお気に入り。「はよ、言うてくれたら、今朝つくったお豆腐を持ってきたのに」と松井さん。さもありなん。私も含めて松井豆腐は食べるともれなくファンになっちゃいます。今はほぼ注文製造で、販売はみわの夕焼けマーケットだけ。月曜と火曜の午後は、とりあえず、みわへGO!(8月からは日曜も開催予定とのこと)

久美浜の移住促進施設「おかしか」。3月に完成間近をブログで紹介済み。ここは丹鉄久美浜駅からも近い中心街で元は酒屋・岡田商店。「岡田シカさんという方の名前由来で『おかしか』。屋号をそのままに看板は新しくつくったんだけど、昔の大福帳みたいのも残っててちょっと置いてみたり。味があってなかなかええでしょ」。使えるものはできるだけ残して使う、建築士・安井さん流のリノベです。

土間の部分は情報発信とフリースペース。椅子の追加をお願いしときました。

レンタルスペース。

そして奥の中庭をオープンデッキにする工事もまもなく開始。地元の農産物や加工品販売を応援して経営支援と賑わいづくり。販売台まで造る予定とか。建築士さんこだわりのオシャレなマルシェスペースに期待がふくらみます。「丹波みわマーケットも出店を。松井さんちのお豆腐販売もぜひに。のきさき茶話会も開催して欲しい」と安井さんからラブコール。入り口横にはレンタルキッチンも併せて整備中。飲食系の起業や地元農家とのマッチングの相談にものりますとのこと。秋には供用開始かな。2階にはお試し住宅が整備済みやし、とても楽しみな施設です。

食べる糀「甘糀」を試食。安井さんが農業振興と仕事づくりで力を入れる久美浜産の安心でおいしいお米の米糀。「地元の飲食関係企業で使ってもらってるし、発酵食品は健康に良い言うて、一日ひとさじ食べとられる地元の人たちも定期的に買うてくれてます。丹波みわのマーケットへも試食を持っていって、さらに販路を広げたい」と意欲的。

こちらはしょうゆ糀。

安井さんの活動・みんなのふる里の総合拠点「食堂えんがわ」に移動してランチ。白身魚フライと一緒に出てきたのは、玉ねぎと甘糀のドレッシング。

緑広がる風景の特等席。このカウンターにもファンが多く、今日は松井さんにも紹介できてよかった。甘糀もしょうゆ糀も玉ねぎ糀ドレッシングも販売しています。ぜひお試しあれ。

7月26日(日)は、丹波みわ夕焼けマーケットで「移転 ニューオープンイベント」開催。安井さんも久美浜産糀を試食・販売の予定。コロナはまだまだややこしいけど、少しずつ一歩ずつでも前へ進めるといいね。