2022.12.30

京都・今熊野観音寺。東山区で見頃を見っけ。早朝の門前紅葉ウォーク

散りもみじの境内に静かにたたずむ、子まもり大師。京都市東山区、今熊野観音寺(いまくまのかんのんじ)。泉涌寺(せんにゅうじ)の塔頭(たっちゅう)です。11月末の真っ暗な朝6時過ぎ、まちなかから東へウォーク開始。五条大橋で鴨川超えて、五条陸橋の手前の大和大路通(やまとおおじどおり)を南へ下がると、七条通の手前に豊国神社(とよくにじんじゃ)。

秀吉はん鎮座。先のブログで紹介した、正面通(しょうめんどおり)の正面、かつて京の大仏殿があったとこ。後ろに見えてる豊国神社の唐門は国宝。

ちょっと無理やり、もみじをパチリ。

全景はこんな感じ。もうちょい時期早かったらイチョウ黄葉にも出会えそうやな、と確認しつつ次。お隣の京都国立博物館に沿って七条通を左折して東へ。

右手に三十三間堂(さんじゅうさんげんどう)の塀を眺めつつ坂をのぼると東大路通につきあたる。その交差点にドーンと見えてるんが、真言宗・智積院(ちしゃくいん)。

境内へ入ると、金堂(こんどう)の手前に紅葉。なんか朝早よーから記念撮影の最中でした。お寺は朝が早いね。この智積院には、大好きな絵師・長谷川等伯(はせがわとうはく)の国宝の障壁画やらがあるんで、ちょいちょいお出かけ。来年は東京の美術館にも出張しはんねやて。ちゃんと帰って来てやー。東大路通を南下。

JR東海道線。朝7時過ぎ。お勤めご苦労様です。もー、昔には戻りたない。

東大路通沿いの今熊野商店街(いまくまのしょうてんがい)を抜けて、急な坂道をグイグイのぼる。がしかし、目指した泉涌寺(せんにゅうじ)の門は閉ざされたままでした。息切れだけが、ハァハァ。

やっぱ泉涌寺は、境内に入ると一望できる木々と東山に囲まれた伽藍の雄大な眺めなくしては語れへん。残念な門前の紅葉やったと、とぼとぼ帰り道。ちょっと横にそれて見つけたんが、今熊野観音寺のカラフル紅葉でした。

おぉ~、期待が高まる朱色の橋。

散りもみじ、まさに旬。

坂道を上ったり下りたりするだけで息切れの泉涌寺。境内に入れてたら寄り道の余裕なんてあらへんし、ずーっと知らんままやった今熊野観音寺。えぇもん見せてもらいました。さて早朝門前ウォーク、紅葉が済んだら次は、早朝門前の初詣ウォークやろか。こーいう楽しみ見つけるんだけは得意です。押し寄せる観光客なんぞに動じない。