京都市京北・常照皇寺。静かに秋
もーちょっとしたら、もみじ、色づきそーや。京都市右京区京北、常照皇寺(じょうしょうこうじ)。

紅葉を取るか、静けさを取るか。。10月下旬、色づき始めたばっかの秋景色では、ちょっと力不足な感。けどこの時期やからこその、お寺ひとりじめ。チョイスは一択、心のやすらぎ。
国の天然記念物「九重桜」で有名な常照皇寺。以前にも桜見に来たはずやけど、お庭は記憶にあらへんかった。南北朝時代1362年、光厳上皇(こうごんじょうこう)によって開かれた臨済宗天龍寺派の禅寺。皇室ゆかり。南北朝の動乱に疲れはったんかなぁ、この地の無住廃寺を改修して小庵の和尚になった上皇。寺の裏山や周辺の自然を含めて庭に見立てて景色を堪能されたと。。。中途な季節に来ると、カルチャーが進むねぇ。

ひっそりと常照皇寺。えぇお天気やし京北へでも行こっかな。9時半頃京都まちなか脱出して周山街道。35㎞ほど。もみじ未だの高雄をスイスイ通り抜けて、京北イン。平安遷都の際、御所(ごしょ)造営木材の切り出し所とされた、山国神社(やまぐにじんじゃ)を右手にさらに進む。突き当りに常照皇寺の駐車場。デっかバイクのおっちゃん帰らはるとこやった。観光やろか。めずらし。私もっス。

では、山門からおじゃましまーす。

うっそうとした境内やけど、上り坂にはちょうどえぇ。日なたは25℃くらいあったんかな。

勅額門。ちょっとヒネ緑もえぇ感じやん。もみじやないみたいやけど、色づくと風情やね。光厳上皇筆の扁額(へんがく)の複製が掲げてあったらし。ハァハァでそれどころやなかった。

京北といえばコケですよ。

勅使門前の、コケむす石段。ここは上りません。スベルと言うより、さすがに勅使門からは入られへん。拝観受付こちらの案内板あり。ものスゴ静かやけど、人いはんのやろかと思いきや、予想通り無人。拝観500円、パンフどうぞ、の案内書き。三宝(さんぽう)には1000円札と硬貨数枚が無造作に置いてある。お札置いて500円硬貨とパンフをもらって、平和をかみしめる・・ンなたいそうな。

おっと、桜見っけ。「千波」ってサインあるし、きっと、桜をよーさん描いてはる日本画家の中島 千波(なかじま ちなみ)に違いない。パチリ。季節違いでも桜のおもてなし。蛍光灯はご愛敬。

国の天然記念物「九重桜」。

これもきっと桜でしょう。枝ぶりもえぇやん。仏像もいろいろ安置されてたけど、なんかさー、京女は建物内文化財の写真パチパチ撮る習慣がないもんで、見るだけにしときました。また、逢いに来たらえぇやん、ね。

なんか、色合いとか配置が、可愛くない? ただの濁ってる池かもしらんけど、気持ち次第でアートに見えたり。ハハハッ。ほんまに静かでえぇわ。片道1時間。穏やかな秋のひとときでした。