2021.02.24

保津浜ハーブガーデン(仮称)づくり、始まりました~亀岡・こなこな研究会

京都亀岡保津、藍茶プロジェクトや、お米・おソバなどの「こな(粉)」を通じて地域の食文化の継承発展に挑む・こなこな研究会を主宰する中野恵二さん。今度はハーブガーデンに挑戦。(こなこな研究会のブログ1ブログ2

保津の空と田園風景が広がり、JR嵯峨野線、サンガスタジアムなどが見渡せる「保津浜テラス」。こなこな研究会でもたびたび活用されてる保津浜テラスのすぐ前の畑が借りられることになったようで、「畝づくりをするので来てね」と中野さんからお誘い。肉体労働なんやろか、と思いきや、「藍茶プロジェクトでタイアップの亀岡の京都先端科学大学の学生たちが数名手伝いに来てくれるので、冷やかしにでも来てもらったらいいですよ」と心優しいお言葉。冷やかしに来てみました。

中野さんの説明に聞き入る学生たち。そー言えば6月の暑い日に藍の苗の植え付けを一緒にやったっけ。このときは私もちゃんと働きました(植え付けのブログ)。年度終了してるのに律儀にお手伝いに来るえぇ子たちやねぇ。保津浜テラスの松井さん夫婦、研究会講師の道畑さんらも顔を見せてくださって中野グループは今日も15人ほど参集。コロナ自粛下で大きな宣伝もしてないのに、ほんまに中野さんの集客力はスゴイ!

今日の先生は、滋賀県高島市の園芸家・グリーンスポット・デンの鵜野陽(うの よう)さん。ハーブガーデン作り方や今日の作業を説明。

さっそく肉体労働。男子たち中心にまず耕すところから。今回の畝立ては2か所。

次に真砂土(まさつち)を運んで。よいしょ、よいしょ。普通の土そのままだと水を吸いすぎたりして梅雨時にベタベタになるらしく栄養のない真砂土を入れるんですって。ハーブは栄養を与えすぎると香りがたたなかったりするので、そんなに栄養たっぷりでなくてもいいとか。畑作業もガーデニングもやったことないのでお勉強することばかり。冷やかしてる場合じゃない。

保津浜テラスの庭から眺めるとこんな感じ。働く男子たち。くつろぐ女子たち。私も写真撮ってるだけですけど。。へへへっ。この真砂土、中野さんが2、3日前に一人で軽トラで少し離れた場所から8往復して運び込んだもの。重い土を乗せて狭い狭いあぜ道、ハンドルを取られそうになって「大変やったぁ。死ぬ思いした~」だって。ご苦労さんでした。まだまだ畑は空いてまっせ。

畝立てができたら休憩。休憩につぐ休憩の女子たち。さすがに差し入れのケーキは男子たちに譲りました。ちなみにほうじ茶でしたが、藍茶はまだ飲めない・・んやね。待ちましょう。

「せっかくなので、植え付けもしてもらいましょう」と今植えられるハーブを4種類ほど持参してくださった鵜野さん。まずはお手本を披露。栄養のない真砂土なので、苗を植え付けた周りだけは土を変えて肥料を入れるんですって。で水をやって、活着(かっちゃく)、根付かせて成長させるらしい。

ようやく、女子たちも参加。今日の苗はパンジー、コーンフラワー、プリムローズ、ジャーマンカモミール・・だったかな。葉っぱや花が食べられるエディブルフラワーもあるみたい。今日のハーブは11月頃に植え付けて春5~6月頃に咲くまで少し眠るとか。今の時期でもいいらしい。ちょっとよそで寝てはったんやて。雪でもOKな品種らしい。。。フムフム。ラベンダーやローズマリーなどは活着にもう少し技がいるようで、次回以降みたい。

2時間ちょっとで植え付け終了しました。畑側から見た保津浜テラス。それにしても素晴らしい立地。カフェなんかあったら最高やねぇ。

作業が終わったころ、ぼた餅が届きました。よっちゃんこと岩田よしこさん。甘酒や大根やにんじんが入ったカラダにやさしい試作品とのこと。ちょっと野菜ぼた餅のようでした。最近、園部から亀岡に拠点を移されたとのことで、みなさんにも試食提供してもらってご紹介。中野さんの心遣いがグループをさらに広げます。すばらしい!