2021.12.29

雪の京都・・です。

積雪2㎝の京都市内を、ぐるっとひとまわり。生活に影響するほどの積雪ではなかったので、スポットは冬の京都観光の人たちでいっぱい。オミクロン株も、いっぱい来てるんやろねぇ。。。

五条通の北にかかる松原橋からの眺め。右手が雪の比叡山。冬晴れの日には、正面奥に滋賀県湖西の蓬莱山とかが見えるんやけど、今日はダメ。まだ危なげな空。今回の大雪、湖東の彦根や米原はスゴいことになってたし、ちょっと心配。

朝9時頃。清水寺の屋根には雪。一面真っ白ってほどではないけど。とにかく足元が危なくて。舞台の端までは行けんよーにしてあったけど、みなさん結構滑ってはりました。ここから落ちたら、シャレにならん。清水寺だけでなく、東山のこの界隈の石畳は、雨でも滑ります。私も、トレッキングシューズで、安全第一。

この日は、写真ツアーなんでちょっと遅い目。朝5時半発、6時開門の頃に到着する清水寺朝ウォークは年中決行。前日の真っ暗がりの朝ウォーク中にも吹雪き始めてたけど、日の出を待つ根性がなくて、翌日の写真リベンジとなったわけです。それにしても、平日なのに朝からたくさんの人。山形ナンバーの大型バスまで停まってる。この大雪の中、どーやって来はったんやろ、と思てたら、前日の全国高校駅伝の学生たち。。。って、どーやって、帰らはんのやろ。無事に帰り着きや、と。

ちなみに私、清水寺の「朝参証」持ってます。6時から8時までの通行証。ずーっと早朝ウォークの人はご自由にどうぞ、やったけど、コロナもあってか今年4月に発行開始。1年更新。朝ウォーク中に声かけてもろて、申請書渡したら清水寺から自宅に郵送。「おぉ、なんと親切な、檀家のない清水寺やのに」と思たけど、何のことはない、きっちり所在確認されただけかも。なんかあったら・・助けてや。

青空に、極彩色の三重塔と、ちょっと雪の白が映えます。清水寺はこれで終了。

市バスを乗り継いで、次は金閣寺。多忙な働く女子の頃、京都市内の移動はほぼタクシー。退職後も観光バブルの頃は、大型スーツケースの外国人であふれる市バスになんて、とても乗れへんかったけど、コロナ以降はガラガラでほぼ座れる状態。まちなかに住む私には、どこへでも行けるし、どこからでもつれて帰ってきてくれて、かなり便利。京都市、財政再建団体になるくらいなら、快適な市バスは値上げしてもえぇよ、などとつい呑気に思ってしまったり。言うても、このところの人出でちょっと混雑気味。東山区から北区への移動も結構時間かかります。不要不急やないし、自家用車で移動するわけにもイカンし。

10時前に金閣寺到着。それはそれは、たくさんの人出。ほぼ日本人だけなのに、ちょっとビックリ。ここは池があるので、写真スポットとしては上出来。人が写り込む心配なし。もっとまわりも真っ白なんがえぇんやろけど、雪国でもない京都では期待薄。まぁまた、チャンスがあれば市バスに乗って。以上、金閣寺終了。早っ。雪景色見に来ただけやし、清水寺も金閣寺も400円やしできるワザ。もうちょっと詳しいブログはこちら。

さて、次は嵐山へ。嵐電・北野白梅町駅まで市バスに乗って・・と思たら、バス停に長い行列発生。行列を待つ、という文化がない私。バス停3つで1㎞ほどを歩くことにしました。下り坂やし。ただ、お天気良くて、嵐山に雪景色があるかどうかが不安なところ。

11時過ぎに着いた嵐山。いいお天気で・・雪は・・。とても風情がある状態には見えんし、やっぱり人も多いので、雪写真ツアーはここで終了。3か所も移動して疲れちゃった。

嵐電嵐山駅構内の「タリーズ」でひとやすみ。いつでも電車に乗れるし、人が少ないのでお気に入り。最近のチョイスは、情緒とか味より安心安全。清水寺と金閣寺の参拝証を見ながら、それにしても修学旅行やないんやから、と、ひとりツッコミしつつ。京都は観光で生きるまちやし、デルタもオミクロンも入って来るんをなかなか止められへん。せめて、京都にコロナを置いて行かれんよーな、そんな対応を見つけ出したいものです。さて、この冬は寒いらしいので、ひとり駆け足で楽しむ京の雪景色、次回のスポットも考えておかなきゃ。