2022.06.08

ハーブ畑のメンテ勉強会と、フレッシュハーブでバスソルトづくり~亀岡・保津浜ハーブガーデン

「みんなでつくろう、保津浜ハーブガーデンAct5」。元気に育ってるハーブ畑へお出かけしてきました。

開放感あふれる、保津浜テラス。来るのが楽しみな癒しスペースでハーブをお勉強。指導は、スタートからお世話になってる滋賀県高島市のハーブ苗専門店グリーンスポット・デン、園芸家の鵜野陽(うの よう)さん。(写真中央、右隣が中野恵二さん)。保津川こなこな研究会+保津浜テラス+京都先端科学大学で共催の保津浜ガーデンプロジェクト。

保津浜ハーブガーデンは花ざかり。定植は鵜野さんの指導のもと、去年2・3月の春植え、6月の夏植え、10月末の秋植えとハーブの産地や種類によっていろいろ。「雪解けや春先の陽気にひかれて、ハーブを植えたがる人が多いけど、日本の梅雨は大敵。特にヨーロッパ系のハーブは湿気を嫌うんで、植えても活着しない=根付かない、ことも多いよ」って。産地を見て、タイミングを考えて植えて欲しい、と。「オススメは、10月前半と11月末の秋植え。雪を過ごして、春一斉に花が咲く。けど、秋植えを知らない人が多い。言うのも、業者の販売もほぼ春で、結局、梅雨で枯らしてしまう。これも商戦のうちなんやろか。秋植えをなんとかPRしたいんやけど」と悩める鵜野さん。(スタート2021年2月初摘み4月秋の定植10月

順調に大きくなったラベンダー。定植後しばらく、成長が遅いことを心配した時期もあったっけ。「ヨーロッパ系のラベンダーは、もともと乾燥地で育つもの。密にしとくと湿気で黒くなって株が弱ってくる。剪定して風通しを良くしてやらんと。ある程度間隔をあけて植えてね、って言うんやけど、こんな大きなるとは皆思わへんし、ねぇ」と鵜野さん。プランター栽培も可らしけど、なるべく高い位置で栽培してとにかく風を通すんやて。花が咲いてる時期に収穫して刈り込む。扇型に切ると形もキレイ。植え替えるときは根っこからごそっと。

ローズマリー。先っちょの方を収穫して、お料理の香りづけに使うやつ。これもラベンダー同様にヨーロッパ系の木。剪定は株元から。剪定すると縦に高くなるけど、それは日本だけ。ヨーロッパは蒸れ無しで剪定も無し。で縦に伸びることはないらしい。

今植える夏のハーブは、湿気を気にしなくていいアジア産、中南米産がベター、と取り出してくれはった苗の左側はバジル系。手前のミニバジルも人気だとか。右の方のは、虫よけのハーブ。

鵜野さんの指導のもと定植体験。畝に穴を掘って、底に鵜野さんオリジナルの水をよく吸う土を敷いて、有機肥料をポロロンと3、4個。苗を入れたらさらに調合土と有機肥料。掘り返した土で苗のまわりに土手を作って、最初だけたっぷりと水やりしたら、あとは不要。ハーブは水やらんでも育つらしい。真夏にどうしてもってときも、水は上からかけないで、根元にだけやってや、と。

さて、次は、フレッシュハーブでバスソルトづくり。講師は、ファームハウス・ナナの豊田幸子さん。準備してくれてたお塩の入ったビニール袋を持って、ハーブ摘みへGO。

お肌しっとり、保湿効果が期待できるバスソルト。咲き誇ってた紫が鮮やかなマロウのお花を摘み取って、塩ビニールに入れてモミモミ。

オシャレな瓶に詰めて出来上がり。真ん中の、まだ白っぽいのが私のバスソルト。お花の摘み取りが、ちょっと遠慮がちだったか。性格が遠慮がちやしなぁ。。。

フレッシュハーブティーは、カモミールとレモンバームとラベンダーをチョイス。お湯を注いで蓋をして3分ほど蒸らしたもの。こちらも、遠慮がちな量やなぁ、と言われて。・・・だから、さ、これが私の本来の姿なんやて。ともかく、久しぶりのフレッシュハーブティー、なかなかおいしかったですわ~~。

ズラリと成果品。右端のブルーは重曹入り。カラダあっためる効果で重曹を混ぜるらしけど、色が変わるんで、あとで混ぜてその色変化もお楽しみください、って。

記念撮影。撮影者の中野さんは写ってへんけど、写真拝借。さてさて、シャワー派の私、バスソルトの使い道は、いかに。